小規模事業者支援ハンドブック
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27第2章 小規模事業者との信頼関係を築くためのコミュニケーションⅠ.「心を開く」小規模事業者の方々に、商工会・商工会議所を身近に感じてほしい。何かあったら気楽に訪ねてほしい。それは、経営指導員の方の共通の想いでしょう。しかし、経営指導をしようと思っても、足を向けてもらえなければ先に進めません。「行けば、何かしら元気が出る」「何とはなしに楽しく前向きになれる」まずは、そんな空気を商工会、商工会議所全体に作り出すことが大切です。目標は、小規模事業者の方が来たときよりも笑顔で前向きになって下さること。そのためには、経営指導員の方はもちろん、職場にいる全員が笑顔でお迎えの心を持つことが大事です。コミュニケーションの基本は、自分から心を開くこと。そして、相手の心をあたたかくすること。「経営指導員さんのおかげで、持続化補助金を取ることができた」「商工会、商工会議所に入っていて良かった」そんな声を、最近よく耳にします。ぜひ、あなたから働きかけて、笑顔になれる空気を作って下さい。商工会、商工会議所を、笑顔で人が集まる場所にしましょう。<キーワード>笑顔力で、商工会、商工会議所を、元気の出るパワースポットにしよう!<実践ポイント>(1)笑顔で空気を変えようしんどい時、落ち込んだ時こそ、笑顔になって空気を変えましょう。あなたが笑顔になることで、場の空気が和らぎ、明るくなるのです。そのためには、鏡を使っての笑顔のトレーニングが効果的です。自分の笑顔を知り、いい笑顔が、いつでもどこでも誰にでも出せるよう、習慣にしていきましょう。歯磨きをするように、自然に、当たり前に笑顔になりましょう。笑顔で対応してもらうだけで、人は「自分が歓迎されている」と感じることができるのです。「あの魚屋さんの奥さんは、いつも笑顔だから、お店に行きやすい」「水道工事の○○さんは、いい笑顔だから、仕事が頼みやすい」このように、物事を決める時に、その人の笑顔が浮かんだから、そちらに行くというのは、珍しいことではないと思います。商工会、商工会議所も同じです!面倒だから、今更そんなこと…と思わずに、お迎えの笑顔で相手に向き合いましょう。

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