小規模事業者支援ハンドブック
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第1章 小規模基本法制定の背景と経営指導員の役割や使命13⑪手続きの簡素化・施策情報の提供⑫事業継続リスクへの対応能力の強化重点施策のなかでも、最も重要視しているのが、「①ビジネスプラン等に基づく経営の促進」です。下りのエスカレーター状態(人口減少等)のような、変化し続けている環境下において、自社を見つめ直し、どんぶり勘定、成り行き経営から脱却し、売り上げを立てながら事業を持続していってもらわねばなりません。そのためには、簡潔なものでも構わないので、経営計画を作成する必要があります。経営計画作成の第一段階として、事業者の方と、話し合いながら、小規模事業者持続化補助金の申請書を作成してみてください。中小機構が開発した、タブレット端末用の経営計画策定アプリ「経営計画つくるくん」“経営計画作成アプリ「経営計画つくるくん」”経営計画つくるくんURLhttps://tsukurukun.smrj.go.jp/は、経営指導員と中小企業・小規模企業とのコミュニケーションツールとして制作されたもので、経営指導員の方が、巡回指導などの際に、経営者から話を聞き取り、入力することで、経営計画書のベースが作成できます。なお、この経営計画書は、持続化補助金の申請にも利用することができます。是非、インストールしてご活用ください。(4)小規模企業白書、中小企業白書  中小企業庁では、例年、『中小企業白書』と併せて、『小規模企業白書』を4月ごろに閣議決定を経て公表し、6月ごろに冊子を市販しています。 小規模企業白書、中小企業白書どちらも、毎年テーマを設けて、足下の中小企業の実態や取組を紹介しています。特に小規模企業白書では、小規模事業者の動向や課題にスポットを当てています。併せて、両白書では、事例を数多く掲載しており、中小企業経営者による経営改善の取組の苦労や成功につながった秘訣、支援機関によるサポート例などを紹介しています。経営指導員の皆様には、是非、小規模企業白書と中小企業白書をお手に取っていただき、日々の支援活動の一助にしていただきたいと考えています。そして、出来れば、毎年予算化して頂きたいと思います。

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