小規模事業者支援ハンドブック
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114第5章 地域資源を活用した商品開発とマーケティング支援ため多くの地域資源活用企業に不向きなチャネルと言えます。マツモトキヨシ、サンドラッグ、スギ、ツルハ、ココカラファイン、コスモス薬品、ウエルシアなど市場は群雄割拠状態にあります。(4)アパレル市場現在国内衣料の約80%超が中国製という状況です。そのため国産製品にプレミアム感が高まっています。この業界は高価格品と低価格品の価格差が大変大きい業界です。また、大手トップの寡占化が加速しており、ユニクロとしまむらで全体の約30%のシェアとなっています。(5)食品市場所謂、こだわりスーパー(紀ノ国屋、成城石井、三浦屋、ナチュラルハウス、北野エース等)と呼ばれる業態が好調で、地域資源活用企業にとって有力な販路先です。他に注目される動きとして生鮮専門店があり、中島水産(鮮魚)、九州屋(野菜)、魚力(鮮魚)などいずれもデパ地下などへ出店し業績を伸ばしています。また酒類販売ではカクヤス(酒の宅配)が好調です。一方、中食市場、調理時間の短縮、簡便調理商品が注目のキーワードとして挙げられます。(6)外食・飲食店市場市場規模23兆円超。大手ファミレス等では絶えず業態転換、再編が続く激戦区です。個性的なお店は生き残りますが、競争は激しく一節には開業3年で2~3割の生存率、開業10年で1割にも満たないという報告があります。高級飲食店への食材提供は地域資源活用企業にとって有力な販路先となっています。(7)百貨店・専門店市場万(よろず)を意味する百貨店は、その地位をネットに譲り、現在はライフスタイル提案に注力し、高級品回帰、増加する訪日観光客対策等に対する「こだわりのメイドインジャパン商品」をメインに品揃えしています。こちらも地域資源活用企業には有力な販路先の一つです。一方、専門店の動向として、TSUTAYAが代官山にオープンした新業態店舗において、地域の特色ある逸品を取り扱うイベントを継続開催する動きがあるなど、専門店も有力な販路先になってきています。(3)観光市場かつて国内旅行といえば、団体客が6~8割を占めていましたが、現在では、個人・グルー

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