小規模事業者支援ハンドブック
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第5章 地域資源を活用した商品開発とマーケティング支援111注意Attention関心Interest検索Search比較Comparison検討 Examination行動Action共有ShareAISCEASの法則広告等に注意を引かれる商品等に興味関心を持つネットで検索して調べるネット上で同一商品販売サイトを比較する他の人の口コミを参考に検討購入する満足不満足などの感想をブログやSNSで発言・共有かつて、AIDMAという考え方がありました。AIDMAは消費者の購買行動が「注意-関心-欲求-記憶-行動」のプロセスを通るという考え方で、AISCEASの元となった考え方です。AISCEASはインターネット時代の考え方です。注意-関心の後に、先ずは「ネットで検索」します。そして他のサイトと比較し、また他の人の口コミを参考に検討したうえで行動に移すという消費者行動を表しています。全ての商品・サービスがこれに拠るかと言われると、食品スーパーで購入できるような手ごろな価格のものは当てはまらないかもしれません。それでもこの考え方はインターネット市場の拡大が確実視される現在、大変注目を集めています。そのインターネット市場拡大の様子は下図のとおりです。平成25年には経産省調べて11.2兆円規模ですが、平成30年には20.8兆円となる予測が野村総研から出ています。ちなみに全国のスーパーマーケットの市場規模が17兆円ですから、あと数年でそれを追い抜く巨大市場となることが確実です。10987654321020212223241.86.12.16.72.57.82.83.19.58.53.53.02.52.01.51.00.50.0(%)(年)(兆円)EC市場規模(左軸)EC化率(右軸)平成対個人向けEC市場規模の推移(出典:2014年版 中小企業白書)一方、そんなインターネット時代の顧客嗜好性理解として頭に入れておく必要がある考え方の一つに「ロングテール理論」があります。これまでリアル店舗は有限である売場の中で、いかに効率よく利益を出すかが至上命題でしたが、ネット上の仮想店舗はある意味

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