小規模事業者支援ハンドブック
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104第5章 地域資源を活用した商品開発とマーケティング支援製造を行ってきましたが、その技術・意匠・構造を活かし、新しい和風照明器具の開発を行いました。また3つ目に於いては、前述のとおり「地域資源活用事業」の狙いが外貨獲得(域外販売)を意図したものであることから、総売上高の5%以上は域外での販売であることが必要とされます。(食品事例①)企業名㈲瀬戸鉄工(広島県呉市)地域資源名自動車部品事業名「自動車部品製造技術」による天然素材を使用した「高付加価値の簡便食品」等の開発事業同社は独自技術であるプレス加工技術を発展させ、「瞬間高温・高圧焼成装置」を開発。同装置は1秒以内の短時間で食材をプレス・焼成するためビタミンなどの栄養が破壊されにくく、風味を保持したまま加工でき、また水分含有量が5%以下であるため長期保存にも適している。(右は同社製品「玄気フレーク」。湯をかければ20秒で出来上がる玄米おかゆ)(鉱工業品事例①)企業名㈱能作(富山県高岡市)地域資源名高岡銅器事業名「高岡銅器」の鋳造技術を活用した高純度錫のキッチンウェアと介護用カトラリー(スプーン、フォーク、ナイフ等金属製食器)の製造販売同社はそれまでの銅器製造で磨き上げた鋳造技術を用い錫100%製品を開発。錫は安定性が無く、手で力をかけると曲がってしまうほどの柔らかさがそれまでデメリットとされてきたが、それを逆手に取り「金属なのに変形自在(形も用途も自在に変わる)」ウリとした商品を市場に発信。(右は同社製品「メッシュトレイ」)企業名福山黒酢㈱(鹿児島県霧島市)地域資源名黒酢事業名黒酢に果物を漬け込んだ「フルーツ黒酢」の開発・販路開拓同社は黒酢の商品開発技術を活用して黒酢に直接果実を漬け込み、香りと甘みを持つ栄養成分豊富な「フルーツ黒酢」を開発。「黒酢は飲みにくい」という常識を覆し、若い女性を中心に支持を集めている。近年は韓国、シンガポールなど海外進出を実現。(右は季節のフルーツを玄米黒酢で漬け込んだフルーツ黒酢。りんごの他現在8つのフレーバーを用意)(食品事例②)

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