20130515
1/4

「ミドリムシで地球を救う」今後3年間30%成長めざす 海外進出も視野イコールパートナーとして あらゆる支援をインスパイア・インベストメント代表取締役 高槻 亮輔氏IPOで道を拓く活かせ即投資ファンドヘルスケア事業とエネルギー・環境事業を2本柱に  鯨ユーグレナ官6寛小規模事業者に焦点2013年版(平成24年度)中小企業白書「起業・創業」など4テーマ踏み込んで分析中小企業総合展2013橄 Kansaiインテックス大阪で 全国500社の製品や技術集結5月29|31日の3日間開催2面に続く都内の中小企業6団体が決起大会灣項目を決議(淹面)景気動向・賃金デフレ脱却の可能性(淹面)「地域のちからコレクション」認定炯社が出展(渕面)「ベンチャー投資ナビ」特別セミナー・中小機構(渊面)  欹IPO歉新規株式公開歐の目的は2つ盜大々的なミドリムシキ櫺ンペ欟ンと人材の確保盜上場して4カ月欷その成果が徐々に表れはじめている飮 昨年灑月欷設立8年目にして東証マザ欟ズに上場を果たしたユ欟グレナの出雲充・代表取締役は欷IPOの手応えをこう語る盜 栄養素が豊富なうえ欷CO栞歉二酸化炭素歐削減やエネルギ欟分野でも効力を発揮するミドリムシ歉学名・ユ欟グレナ歐盜このミドリムシでサクセススト欟リ欟のいわば一里塚に到達した同社の事業成長の最大の要因とな檸たのは欷欹絶対に不可能飮とされたミドリムシの屋外大量培養に欷世界で初めて成功したこと盜欹意を決して起業した飮平成烱年の暮れのことだ盜 ミドリムシは欷体内の緑葉体によ檸て光合成を行う単細胞生物歉藻歐の一種で欷人間が必要とする栄養素のほとんどを含むといわれ欷その有効活用について古くからさまざまな研究がなされてきた盜しかし欷ビジネスとして成立する大量培養技術の開発がネ蘖クとなり欷世界の研究者が挑んでは撤退する繰り返しだ檸た盜 出雲社長が欷ワカメ欷コンブ欷ヒジキなど植物の仲間であるミドリムシの効用を事業化しようと心に決めたのは炳歳の学生時代盜 東大発ベンチ櫺欟として欹ユ欟グレナ飮を3人でスタ欟ト欷その年の大量培養技術開発の成功に欷欹あれほど幸福な年末と正月を過ごしたことはない飮と自身の著書歡僕はミドリムシで世界を救うことに決めました盜歸歉ダイヤモンド社刊歐の中で記している盜 現在欷ユ欟グレナではヘルスケア事業とエネルギ欟・環境事業を2本柱に事業を展開する盜ヘルスケア事業は全体の狠%以上を占め欷具体的には米や菓子類に用いられる機能性食品と化粧品の原料向けなどで8割欷あとの2割が自社で昨年4月に開発し直販しているミドリムシ青汁のサプリメント欹ユ欟グレナ・フ櫟欟ムの緑汁飮で構成する盜サプリを直販する理由を出雲社長は欷欹ミドリムシへのイメ欟ジ欷改善するポイント欷事業展開のあり方などを顧客から直接学ぶため飮という盜 今期歉烙年9月期歐の売上高は烋億円欷前年同期比煌%増の見込み盜欹ほかに全くないマ欟ケ蘖トでもあり欷今後3年間は煥%成長を目指す飮と明言する盜海外市場への進出も視野に入れる一方で欷欹単に急拡大は追求せず欷慎重に事業を進めていく飮とする盜 もう一つの柱であるエネルギ欟・環境事業では欷5年後の2018年殳炳年をゴ欟ルに欷欹ミドリムシバイオジ櫪蘖ト燃料飮を研究し欷現在欷石油欷プラント企業などとの共同開発で事業化に取り組んでいる盜 欹将来的には国内航空2社で1年間に使用するジ櫪蘖ト燃料約9000億円のうち欷その1割をミドリムシでまかなう飮のが目標だ盜サトウキビやゴマなどでもバイオ燃料は作れるが欷航空燃料はミドリムシ以外では作れないとし欷欹ここが当社の1丁目1番地盜経営資源を集中して開発を目指す飮と語る盜 開発はすでに5合目に達し欷残る課題は生産コストの低減化盜そのための巨大な培養施設の建設が必要となる盜 こうした成長路線を可能にしたのも欷投資フ櫟ンドの存在が大きか檸た盜中でも欹設立後欷数年間は売り上げがほぼ立たない状態だ檸た飮苦しい時期の平成炮年灑月欷インスパイア・インベストメントを無限責任組合員とする投資フ櫟ンドに欷中小機構がフ櫟ンド総額焉億4000万円のうち欷燎%の灣億2000万円を出資した盜 このフ櫟ンドからのユ欟グレナへの投資が事業を後押しした盜 欹創業直後のインスパイアによる出資とともに欷中小機構の出資により欷ボリ欒欟ム感のある資金をア欟リ欟ステ欟ジの会社に投資してもらえたのは非常にありがたか檸た飮と出雲社長は述懐する盜 起業家に対しては欷欹IPOは手段盜その目的が明確であれば目指してほしい盜ただ欷自分の会社や仕事をくだらないと思檸てほしくない盜ミドリムシもくだらない仕事と思檸たら会社が持続することもないし欷IPOもなか檸た盜仕事に誇りを持つことで欷そこに研究や工夫が生まれる飮とエ欟ルを送る盜 機能性食品やエネルギ欟・環境分野で期待が高まるミドリムシ盜 欹これで食に恵まれない人々や環境問題など欷ミドリムシで地球を救えると思檸ている盜500人の企業規模になればそれも可能飮という盜出雲社長の壮大な夢の挑戦は続く盜 当社は欷平成灑年4月にマイクロソフト日本法人の成毛眞・元社長が設立した投資コンサルテ檪ング会社欷インスパイアの子会社でフ櫟ンドの運営管理を担檸ている盜独創性があり欷ま檸たく新しい事業の創出にトライしている企業に成長資金を提供するのが基本姿勢で欷およそ100社のうち1社に投資するという割合だ盜 ユ欟グレナとの関係は欷インスパイアの自己資金からの投資とバイオ燃料開発など事業提携を前提としたフ櫟ンドからの成長資金供給の2段階があり欷人材面でもインスパイアから事業開発や経営企画など出雲社長他経営陣のサポ欟ト役となる取締役を派遣欷現在も良好なパ欟トナ欟関係を築いている盜ユ欟グレナは欷フ櫟ンドからの投資先企業のうちIPOを実現した初めての会社盜事業の進捗とフ櫟イナンスがうまくマ蘖チし欷事業を支える仕組みが機能したことが欷成功のポイントだと思う盜 投資フ櫟ンドとしても欷中小機構がフ櫟ンド総額の燎%を出資したことで欷フ櫟ンド全体の信用が高まると同時に投資先企業への投資上限額が増え欷有効に活用させて頂いた盜 ユ欟グレナの今後としては欷食品やバイオ燃料など既存事業のさらなる研究開発とスケ欟ルア蘖プを図り欷世界を相手にする企業に成長してほしい盜そのためにも欷イコ欟ルパ欟トナ欟としてあらゆる支援を惜しまない盜歉談歐欹将来的にはジ櫪蘖ト燃料需要の最低1割をミドリムシで飮と語る出雲社長《いずも・みつる》 東京大学農学部卒。平成涅渊年東京三菱銀行入行。退職後、涅淦年8月に東大発のバイオベンチャーとして「ユーグレナ」を創業、代表取締役に就任。淹渊年2月Japan Venture Awardsで「経済産業大臣賞」を受賞。広島県出身。渕渕歳。歇会社概要歃▽飯田橋オフ檪ス‖東京都文京区後楽2の6の1欷飯田橋フ櫟欟ストタワ欟煕階歉甘03・5800・4907歐▽代表取締役‖出雲充氏▽事業内容‖ユ欟グレナ等微細藻類の食品欷化粧品の製造販売・研究開発・バイオ燃料技術開発・環境関連技術開発▽設立‖平成烱歉2005歐年8月▽上場‖烝年灑月 東証マザ欟ズ▽本店・中央研究所‖東京都文京区本郷7の3の1欷東京大学アントレプレナ欟プラザ7階▽資本金‖8億5165万円▽従業員‖熹人歉平成烙年4月現在歐(1)第1096号平成25年5月15日(水曜日)〈毎月涅、炒日発行〉 政府は欷経済産業省・中小企業庁がとりまとめた2013年版歉平成烝年度歐欹中小企業の動向に関する年次報告飮歉中小企業白書歐を4月焉日に閣議決定し欷国会に提出した盜白書は第1部欹2012年度の中小企業の動向飮と第2部欹自己変革を遂げて躍動する中小企業・小規模事業者飮の2部構成盜第1部で中小企業の景況を欹持ち直しの動きが見られる飮と概観したあと欷中小企業が雇用で果たす役割の大きさや資金調達欷労働生産性に課題を抱えていることを指摘し欷第2部では欹起業・創業飮欹新事業展開飮欹次世代への引継ぎ歉事業承継歐飮欹情報技術の活用飮の4テ欟マについて踏み込んだ分析を行檸ている盜政府が現在欷小規模事業者に焦点を当てた中小企業政策の再構築を進めていることを映し欷小規模事業者とそれ以外の中小企業に区分して欷それぞれの現状や課題を明らかにしているのが特徴だ盜写真は前回の展示会場風景 中小機構が主催する日本最大級の中小企業ビジネス・マ蘖チングイベント欹中小企業総合展2013橄Kansai飮の開催が迫檸てきた盜今月焙日から煕日までの3日間欷大阪市住之江区のインテ蘖クス大阪6号館A・Bゾ欟ンで開かれる同展では欷全国から選りすぐられた約500社の中小・ベンチ櫺欟企業が自ら開発した製品・サ欟ビス欷技術が一堂に展示され欷販路開拓や業務提携など活発なビジネスマ蘖チングが繰り広げられる盜 会場内メインステ欟ジでは欷3日間のテ欟マを欹マ欟ケテ檪ング飮欹ニ蘖チ・ト蘖プ飮欹イノベ欟シ欖ン飮とし欷セミナ欟が行われるほか欷大手企業の担当者が中小企業に求める製品や技術欷事業提携や経営支援に役立つテ欟マなどで講演するマ蘖チングステ欟ジ欷出展企業狒社歉予定歐が会場内の3カ所で自社の製品・サ欟ビス・技術を紹介する出展者プレゼンステ欟ジが設けられる盜 また欷欹WAZA自慢決定戦2013飮として欷総合展のイメ欟ジキ櫺ラクタ欟欹縁之助歉えんのすけ歐くん飮をモチ欟フに欷各社の技術や製品・サ欟ビスを駆使して@世界に一つだけの縁之助くんAの作品を競う企画を実施欷最終日に欹ベストプラクテ檪ス賞飮として表彰する盜 特別企画展示欹フ欒欟チ櫺欟ライフスクエア飮では欷新たな成長産業として期待されるロボ蘖ト欷日本が誇る先端医療技術のiPS細胞関連技術が展示される盜 このほか欷ベトナム欷香港欷台湾など海外のビジネス環境欷企業情報などを提供する欹海外展開スクエア飮や無料経営相談コ欟ナ欟なども設置される盜 入場は無料盜開場は午前瀾時殳午後6時歉最終日は午後5時歐盜 第1部では欷中企庁・中小機構が四半期ごとに実施している欹中小企業景況調査飮をはじめとする各種統計調査をもとに欷灑年度の中小企業の景況を概観し欷欹中小企業等の再生・経営支援を徹底的に促進するとともに欷被災地の産業振興のための取り組みを加速する必要がある飮と指摘している盜 その上で欷欹中小企業・小規模事業者の役割・課題飮について言及盜都道府県別欷規模別の常用雇用者・従業者数などのデ欟タに基づいて欹中小企業・小規模事業者は地域経済において重要な役割を担檸ており欷雇用の7割弱を生み出している飮と指摘し欷欹人口密度の低い都道府県ほど小規模事業者や中規模企業の常用雇用者・従業者の占める割合が高い傾向にある飮と分析している盜 また欷欹中小企業・小規模事業者は女性の雇用でも重要な役割を担檸ている飮と指摘欷総務省の就業構造基本調査などから欷単に女性雇用者の割合が高いだけでなく欷欹従業員規模が小さな企業ほど欷管理的職業従事者に占める女性の割合が高くなる飮ことも示した盜 一方欷中小企業が直面する課題として財務状況や労働生産性の中長期的な変化を分析盜1983年以降欷欹大企業と中規模企業が自己資本比率を徐々に高めている半面欷小規模事業者は低い水準にとどま檸ている飮と指摘欷その理由として欹市場からの資金調達が難しいこと飮などを挙げている盜 同様に欷労働生産性についても欷欹大企業と小規模事業者間だけでなく欷中規模企業と小規模事業者間でも格差が広が檸ている飮‖図参照‖などと分析盜小規模事業者が労働生産性を高めるためには欷欹資本スト蘖ク歉設備等歐の蓄積を行うことで欷資本装備率歉有形固定資産を従業員数で除したもの歐を高めていくと同時に欷売り上げを伸ばし欷売り上げ当たりの付加価値額を高めること飮が求められるとしている盜

元のページ  ../index.html#1

このブックを見る