さんぽう通信2016
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さんぽう通信28年10月15日号中小機構四国本部さんぽう通信4お世話になります。中小機構四国本部のチーフアドバイザーの多田優之です。今回のワンポイント情報は、皆様もよく御存知のインターネットオークションサイト「ヤフオク!」のビジネス活用についてです。ヤフー㈱の2016年度第一四半期決算説明会において、月間アクティブユーザーID(利用者数)が3,400万超と発表されました(16年6月時点)。この数字からも、ヤフオク!サイトを見ている人の多さが分かります。そしてこのヤフオク!はネット上の“フリーマーケット”です。落札(購入)に至るためには、一般的なECサイトにも増して、お得感や稀少感(レア度)が求められます。最低落札価格を1円に設定していても、誰も入札しないような商品も存在します。それでも、これだけ膨大な数の利用者が様々なカテゴリーの商品を毎日探しているという現状は、実店舗を持ち、日ごろから「お客様が来ない」と嘆かれている事業者にとってはうらやましい限りではないでしょうか?また、ヤフオク!においては日々多種多様な商品が購入されているため、どのようなモノがどのような価格で取引されているか、マーケティング分析も可能です。会員登録していなくても、商品を検索すると現在出品されている商品の一覧が検索結果として表示されます。さらに、商品の検索結果画面から、「落札相場を調べる」をクリックいただくと、120日分の落札データが閲覧可能です。これらの落札データから、WEB上での商品の傾向と価格を把握することができ、自らのビジネスに役立てられます。ぜひ一度自社(自店)が開発した、あるいは取り扱っている商品について検索してみてください。1単語のみではなく、○㎏などの単位と併せて検索キーワードを複数にする(例えば上の画像のように「玄米30㎏」など)ことによって、検索範囲を絞り込むのがポイントです。お客様が商品を調べる際の検索キーワードを推測して、色々試してみてください。検索の結果、商品価格の相場が低いからといって、商売が成立しないと考えるのは早計です。セット販売やギフト用など提案型の商品を出品する(付加価値を付ける)ことによって差別化していけば、可能性はあるのではないでしょうか。最後にとっておきの情報として、ヤフオク!の手軽さとヤフー!ショッピングの安心感を併せ持つサービス「ヤフオク!ストア」についてご紹介します。通常、ネットオークションは出品者の身元が分からないため、躊躇される方も多いですが、このヤフオク!ストアについては、出品に際して審査をパスする必要があり、出品者の信用度が高いと言えます。また、ヤフオクストア!として、ヤフオク!に出品することで、サイトの中でも一際目立つことができます。初期費用・月額システム利用料が無料で利用でき、私も多くの事業者におすすめしています。あまり知られていませんが、興味のある方は一度右記WEBページをご確認ください。【連載企画】Eコマース・ワンポイント情報〜3回目〜Eコマースの基本はネットオークションにあり!!取扱高国内シェア80%を誇る「ヤフオク!」ビジネス活用術出典:ヤフオク!カテゴリー一覧http://list1.auctions.yahoo.co.jp/jp/0-all.html出典:ヤフオク!検索よりhttp://auctions.yahoo.co.jp/出典:ヤフオク!ストアよりhttp://business.ec.yahoo.co.jp/auctions/index.html ●大手家電量販店などでの20年の勤務経験をもとに、ITを用いた実務的なEC販売・実店舗集客を自ら実践。現在はITをはじめ各種講師や専門家として活躍。現職:京都府商工会連合会臨時職員(販路開拓等)、京都製菓技術専門学校等非常勤講師(マーケティング等)、11府県産業振興・支援機関登録専門家(IT活用、販路開拓、越境EC)中小機構四国チーフアドバイザー多田優之中小企業施策イベント報告連載企画事業計画認定/認定事業者紹介

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