沖縄プロデュース2020(電子ブック)
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OKINAWA PRODUCE 2020 36事業承継支援事業者②従来の車両販売・車検整備事業に加え、今ではレンタカー事業やレッカー事業まで幅広く対応できる会社となった。父親の高い技術力と息子の時代のニーズを見据えた経営センスで、さらなる成長を目指す商工会の事務局長に勧められたのがきっかけです。実際に承継作業が進んでいましたので、よい機会だと思いました。 5年計画で2年後の2022年に代表権の承継を予定しており、計画段階で息子にも後継者としての自覚が芽生えたと思います。現在、私は既に経営から離れ、創業以来、経理を任せている家内と息子に任せています。 中小機構には、事業承継の適切な時期について、また、自社株の移転に関して、当社の顧問税理士も交えてアドバイスを頂きました。Q 今後の展開は? 創業者が「やりたいことはやりつくした」という事業を承継するに当たり、息子の徳也さんは「今後、車検の取り扱い台数を増やしていけば、新車販売や中古車販売にも波及効果が出てくると思う。顧客管理の徹底など、目標の数字を達成するにはまだまだ頑張らないといけない。父の高い技術を認め、更なるお客様へのサービスを徹底することを、自らのやり方としてチャレンジQ 事業内容は? 高校卒業後、山梨県の自動車整備工場で整備工として経験を積み、1989年に出身地の金武町で創業しました。当初は板金修理を中心に手掛けていましたが、車検整備を開始するにあたり、認証を取得しました。さらに民間車検場に必要な検査員の資格を取得し、取り扱い台数を3倍近くに増やすことができました。 2007年の工場移転を機に法人化し、新車の販売を始めました。また、息子(後継者)が入社後に中古車販売、レンタカー事業、損保ジャパンのレッカー事業等の受託も開始しました。 現在、車検整備が事業の7割近くを占め、板金、一般整備と続き、新車・中古車販売、レンタカー事業が横並びとなっています。Q 事業承継支援メニューを活用して 息子が進路を決める段階で、事業承継の意思をお互いに確認し合い、高校卒業後は自動車整備の専門学校へ進学させました。事業承継支援メニューの活用については、金武町したい」と抱負を語った。Q 中小機構へのご意見、ご要望 2年後にうまく承継できたとしても、その後に少々不安が残るので、承継後の支援があれば安心して引退できます。後継者のための経営ノウハウなどを学べる場があれば、ぜひ参加させたい。他の後継者がどのように事業承継の取り組みを行っているのかなども知りたいです。事業承継後の後継者に対する支援策を要望合同会社仲田自動車代表社員 仲田 徳三〒904-1201沖縄県国頭郡金武町字金武10461-2Tel:098-968-2131Fax:098-968-2412事業承継コーディネーター:福 直治地域の自動車整備工場として、しっかりとした経営基盤のある事業者。今回の事業承継のタイミングをきっかけに、更なる事業拡大が期待されます。専門家コラムexpert column父である創業者の考えを継承し、新しい事業にもチャレンジしている長男 徳也さん。次期代表として自分らしさを日々追求している【事業概要】親族内承継による事業展開(車両販売、車検整備等)

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