沖縄プロデュース2020(電子ブック)
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29 OKINAWA PRODUCE 2020機構採択事業の支援(地域新商品・新サービス開発支援)全国や海外への展開を目指す中小企業に対し、専門家による事業実施計画の策定やビジネスプラン実現に向けたサポートを実施。◆どのような事業ですか? 沖縄で薬草として親しまれているフーチバー(ヨモギ)を活用するため「琉球フーチバ」を商標登録し、県産フーチバーを用いた商品を開発しました。 原料は南城市の契約農家が無農薬栽培したフーチバー。葉と茎を丸ごと粉末にした「琉球フーチバ」と、それにピパーツと塩を加えた「琉球フーチバ×ピパーツ」、もずくエキスなどを加えて錠剤にした「長(ちょう)元気」の3アイテムを製造販売しています。 沖縄県には医食同源の教えが根付いていてフーチバーを日常的に食する習慣があります。「琉球フーチバ」は料理にふりかけたり、水や牛乳などに混ぜるだけで手軽に◆どのような事業ですか? 弊社はエビや魚、肉などの冷凍食品の卸会社です。事業では主に2点、計画しています。一つは冷凍調理品への取り組み、もう一つは県外や海外への販路拡大です。 調理品は、既存顧客であるホテルや飲食店向けと、一般消費者向けの2種類を考えています。ホテルや飲食店は人材不足が深刻化しており、厨房での手間を省ける調理品のニーズをふまえての取り組みです。一般消費者向けは、冷凍技術を活かし保存料や添加物の入らない自社のオリジナル商品を考えています。お子さんや高齢者のいる家庭の需要を想定しています。 販路拡大については、せっかく鮮度を保てる冷凍技術があるのでフーチバーを摂取できるよう、粉末にした点が特徴です。錠剤も飲みやすい小粒なので、多くの方の健康維持に役立てて頂きたいと思っています。◆今後の展開は? 現在、県内のスーパーと観光施設などに卸していますが、今後は大量生産できる体制を整えて販路を拡大したいと考えています。またフーチバー粉末を使った石鹸の開発やソフトクリームの製造販売も検討しています。アイテム数の増加や販路拡大にも対応できるよう、フーチバー生産農家の育成に取り組み、収穫量を増やすことも計画中です。より大きなマーケットへ挑戦しようと、海外商談会に参加しました。ご縁のあった企業との関係づくりに努める中、わずかですが現在週2便ほど出荷できるようになりました。◆今後の展開は? ホテルや飲食店向けの調理品や、海外販路は少しずつ取引が増え始めているので継続して取り組みます。また一般消費者向け商品は、量販店の宅配ルートと連携した配送や将来的には職域への配送など独自のビジネスモデルを視野に入れてリサーチし、寄宮ブランドの認知向上を図ります。沖縄の薬草フーチバーで多くの人の健康をサポート冷凍技術を活かして調理品開発と販路拡大へ◉事業概要地域資源のフーチバーを主原料とする加工食品の製造・販売◉事業概要付加価値冷凍加工商品の開発、並びに、海外・県外市場における販路開拓・販売拡大長寿の力合同会社代表取締役 伊藝 美智子〒900-0006沖縄県那覇市おもろまち2-12-1TEL:098-863-3401株式会社 寄宮代表取締役社長 渡久地 政也 、企画部課長 棚原 章子〒900-0001沖縄県那覇市港町2-7-16TEL:098-863-8666 FAX:098-868-9643http://r.goope.jp/yosemiya-ebiフーチバーの力と、もずくに含まれるフコイダンで健康維持に役立ててほしいとの思いで作られた「長元気」と原料の無農で薬栽培したフーチバー。通年収穫できるが、旬は2~7月頃。フーチバーの粉末を使った商品「琉球フーチバ」と「琉球フーチバ×ピパーツ」魚や肉、惣菜などの切り方や味付けなど、お客様からのこまかな要望一つひとつに対応できるのが強み。扱う品目によって1階と2階にある加工場を使い分けている

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