沖縄プロデュース2020(電子ブック)
11/48

9 OKINAWA PRODUCE 2020ゴーヤーやカラシ菜など県産素材を使ったソーセージは、ホテルからの要望に応えながら生まれたもの。パリッとジューシーな焼き上がりで味にもとことんこだわっている取材に対応して頂いた社員のみなさん。これまでの経験と技術を活かし、より魅力ある食材を提供するために日々取り組んでいるヤーやカラシ菜入り、アグー粗挽きなど約40種類の定番商品があります。 当社はこれまで広告媒体を使ったPRを一切してこなかったのですが、今後はホームページでの商品紹介に力を入れ、顧客へのサービスを充実させていきたい。当社の商品をよく知ってもらい、その魅力を伝えていきたい。また、商品の認知度を上げることによって、当社の得意分野である飲食業界での新規顧客の開拓につながることを期待しています。Q 今後の展開は? まず、専門家の意見を取り入れて、既存商品のブラッシュアップを行いたい。黒糖入りのハムは、黒糖の風味をもっと活かせないかと考えています。売れ筋商品にすることができれば、生産過剰と言われている黒糖の消費量拡大にも貢献できます。 将来的には、ホームページ上で業務用食材に限定せず、個人消費者がインターネットを通じて購入できるよう商品のサイズやパッケージ、ネーミングなどにも工夫をしていきたい。 これらの取り組みを通じて、現場の若手にマーケティングの技術を学ばせたいということもあります。いい商品Q どのような事業ですか? 県内のホテルやレストラン、また学校や病院に業務用食材を納入しています。1964年の創業時には米軍基地内への供給が主でしたが、その後、販売先を県内の飲食業界に転換し、業務用食材を提供しています。今後はさらに取引先を意識し、当社が長年培った加工技術を活かした魅力ある食材を提供していきたい。 創業時は輸入牛肉を主に扱っていましたが、現在は県産品をはじめ国内外から取り寄せた牛・豚・鶏肉等幅広く取り扱っています。販売先の調理場で、すぐ調理できるよう注文に応じて行う精肉等の成形作業は高い評価を受けています。また、安心安全な食品の提供を一番に心がけており、県内食肉業界ではHACCP認証第一号を取得しました。Q 取組の特徴は? 長年オリジナルのハム・ソーセージを製造していますが、メインの取引先であるホテルから県産の食材を使用した商品の要望が多く寄せられます。これまで思いつく限りの県産食材を使用した商品を試作し、現在、ソーセージだけでもゴーがまだまだ埋もれている現状をマーケティングによって光を当てていければ、と思います。 これまでホテル・レストランとざっくりとした括りで取引先を把握していましたが、今後は顧客へのきめ細かい対応により、さらにサービスの質を向上させていきたい。創業55周年を経て、新たな一歩を踏み出そうとしているところです。Q 中小機構への要望 現在、製造業は業界全体として、人手不足に悩まされています。生産性をカバーするための機械化が実現できれば、商品開発に人員を投入する事ができます。設備投資のための公的補助金の情報などを提供して頂きたい。チーフアドバイザー:安谷屋 盛広安心安全な高品質の食品加工技術を有しており消費者から好評を得ています。今後、開発ノウハウの共有、マーケティング技術の活用により、顧客拡大・事業拡大に期待が高まります。琉球ミート株式会社代表取締役 長堂 功〒901-2123 沖縄県浦添市西洲2-9-4Tel:098-875-1155 Fax:098-876-8129https://ryukyu-meat.com/いいものを作っている現場に、マーケティングの技術を導入したい。専門家コラムexpert column2019年度 機構採択事業 (支援事業者①)【事業概要】オリジナルブランドの精肉・肉加工商品・魚介類の商品開発及びネット販売の強化事業

元のページ  ../index.html#11

このブックを見る