販路開拓コーディネート事業事例集
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【事業内容】ゴムプレス成形品・ゴム押出品、ゴム加工品の製造・販売【設立】1952年【所在地】東京都【資本金】5,000万円【従業員数】80名【支援商品】滑るゴム「シルキーラバー」ゴムは「滑りにくい」という常識を覆した機能性自己潤滑材料です。添加した潤滑成分がゴム表面に析出することでゴム表面を滑らかにします。摺動性を高めるために使っているグリースが不要(写真右側)になることで、組立工数の削減や生産性向上、部品の汚れ防止を実現します。‣販路開拓面での課題【具体的な成果】・アプローチした自動車、家電、建材分野で摺動性を求める部品として、シルキーラバー(滑るゴム)へのニーズを確認できたことで、今後の販路開拓の方向性が明確になりました。・グリス塗布、樹脂コーティングなどの従来手法に比べてコストアップせずに滑り性向上を実証できたことで、受容性のあることがわかりました。【今後の取り組み】・従来アプローチしたことのなかった分野に対しては、カスタマイズの要求に対応しながら提案力の向上を図り、シルキーラバーの市場浸透を目指します。・代替品に対して確認できた「高い競争優位性(製品、価格など)」を社内で共有し、営業体制の整備、強化を図りつつ早期にヨコ展開を図っていきます。「販路開拓コーディネート事業」支援事例~三宝ゴム工業株式会社~‣支援の経緯‣第1段階:テストマーケティングの準備‣第2段階:市場での仮説検証‣第3段階:成果のまとめと今後の取り組み企業概要5名の販路開拓コーディネーターと9社に14回の同行訪問を行いました。<テストマーケティングの内容>支援目標を、①想定ターゲットにおけるシルキーラバーのニーズ確認、②シルキーラバーの商品、価格等に関する受容性検証とし、活動しました。<仮説の検証結果>現場でのヒアリングとテストの実施を通じて、以下の情報収集ができました。・競合品と同等のゴム材質に潤滑成分を入れた試作品でデータを取ったところ、ゴムの基本性能に変化はなく、滑り性能が向上することが実証されました。・グリースレスを実現したシルキーラバーは、組立工数削減になることが再確認できました。・グリース塗布や樹脂コーティングに比較して価格競争力のあることを検証できました。・想定していなかった電気器具、建築部材への適用可能性を見出すことができ、商品の可能性が広がりました。・進捗結果:見積書提出4社<新たな課題>・顧客が要望する摺動性能へのカスタマイズ対応・営業人材の育成を含む営業体制の強化経営実務支援において想定した対象顧客にテストマーケティングの実施を要望されたことから当事業での支援に至りました。対象顧客へアプローチするために不足している営業手法の確立や提案ツールの充実が販売面での課題になっていました。チーフアドバイザーとマーケティング企画のブラッシュアップを行い、プレゼン資料を作成しました。<想定ターゲット>四輪車メーカー(生産ライン、研究開発)、自動車部品メーカー、新市場(家電、建材、建機)<仮説内容>自動車部品や家電製品等において、「軋み」の問題解決に、次のような価値(効果)を提供できるという仮説を設定しました。・自動車部品(生産ライン)・・・グリース塗布不要による組み付け工数削減及び低コスト実現・家電、建材部品・・・グリース漏れ解消による外観の見栄え改善・建機部品・・・部品の交換頻度低減ゴムブッシュの例89右側グリスなし

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