販路開拓コーディネート事業事例集
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【事業内容】工業用ゲルの製造・販売【設立】2017年【所在地】静岡県【資本金】200万円【従業員数】1名【支援商品】振動/衝撃吸収ユニット「ザブソーバ」振動/衝撃の発生源となる洗濯機等の下に敷くことで、建物への振動/衝撃伝搬を防ぎます。固体伝搬騒音によるストレスや、それに起因する近隣トラブルなどの解決に役立ちます。類似商品に比べて極めて高い振動・衝撃吸収性能と耐久性(効果持続性能)をもちます。‣販路開拓面での課題【具体的な成果】・洗濯機やエアコン室外機が発する振動/衝撃は、住宅間騒音トラブルや、設置事業者に対するクレームの原因ともなっていることを再確認できしました。・振動/衝撃吸収性能が高く評価され、産業用機器等の騒音・振動対策の有効性が検証できました。・産業用機械装置向けとしては価格妥当性を確認できましたが、家電用としては高価であり、採用が期待できるのは対策ニーズが極めて高い場面に限られました。・機械製品の幅広い振動/衝撃対策に役立つことや、コア技術の工業用ゲル(商品名:「エンジェルック」)が建材分野等にも応用できる可能性や関連市場情報を収集できました。【今後の取り組み】・用途別に最適なスペックのラインアップを明確にしてユーザーが選択しやすくし、ザブソーバの特長を分かりやすく伝える動画コンテンツなどの充実を図ります。・機械装置や建築物の設計者など専門性の高いユーザーへの技術サポートを強化し、ザブソーバがそれぞれの振動/衝撃吸収ニーズに対応できるようにしていきます。「販路開拓コーディネート事業」支援事例~株式会社アブソラボ~‣支援の経緯‣第1段階:テストマーケティングの準備‣第2段階:市場での仮説検証‣第3段階:成果のまとめと今後の取り組み企業概要4名の販路開拓コーディネーターと4社に7回の同行訪問を行いました。<テストマーケティングの内容>支援目標を、①振動/衝撃起因の集合住宅トラブルの発生・対処状況の確認、②支援対象製品の有効性の検証、③価格受容性の確認、④新たな用途展開のヒントとなる情報の収集とし、活動しました。<仮説の検証結果>・洗濯機、エアコン室外機などの家電製品や、産業用機械等の固体伝搬音に起因するトラブルに対し、既存の対策方法では不十分なことがわかりました。・他商品よりより高い効果が得られる対策手段として、本商品の振動/衝撃吸収性能に高い有用性を検証できました。・進捗結果:受注・納品1社(大手食品メーカー)<新たな課題>・設置効果の訴求力向上と商品の選択を容易にするPRツール等の充実・顧客の状況の違いによって生じる多様なニーズへの対応力強化静岡県産業振興財団の支援制度を活用する過程で、販路開拓に課題をお持ちだったことから、支援をスタートしました。チーフアドバイザーとマーケティング企画のブラッシュアップを行い、プレゼン資料を作成しました。<想定ターゲット>集合住宅の管理会社、家電品設置サービス事業者、産業理化学系通販会社、騒音低減に取り組む機械メーカー、騒音を解消したいユーザー企業<仮説内容>既存の防振ゴム等の対策では期待通りの効果が得られていない騒音発生源に有用性がある。家電が発する固体伝搬音が問題となる集合住宅や、産業用機械等の設置場面での採用を狙っています。そのために必要な、家電設置会社や機械メーカー等へ効菓的なアプローチ手法の習得が課題となっていました。振動/衝撃を吸収する専用ゲルをステンレス製パネルで挟み込むサンドイッチ構造88

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