販路開拓コーディネート事業事例集
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【事業内容】電子部品の製造・販売【設立】1959年【所在地】福島県【資本金】1,000万円【従業員数】24名【支援商品】高信頼性バリスタ搭載サージアブソーバー雷や電子機器内部で発生する異常電圧・電流(サージ)による回路破損を防ぐ電子部品です。特徴は、①二重保護構造(バリスタ+サージアブソーバー)、②高い基本性能(放電電圧の許容差が少ない、応答が速い、続流電圧の切れが良い)、③従来製品の1/7のサイズ、④面実装でリード線が不要といった点にあります。‣支援の経緯‣販路開拓面での課題【具体的な成果】・内部サージ対策と雷サージ対策それぞれの市場に合わせた提案が求められることがわかりました。・高電圧機器用電源の内部サージ対策では基幹部品として、医療機器や住宅メーカーカスタマーセンターの雷サージ対策としてはオプション品として受容が確認されました。・電源の知識をもつ技術者が減少する中で、実質的にサージ対策を行っている電源メーカーとの連携が必要なことがわかりました。【今後の取り組み】・高圧電源の内部サージ対策や雷サージのトラブル対策など、二重保護が必要な市場に絞り込んだ展開を行います。・内部サージ対策は高電圧機器の組込み需要を狙います。雷サージ対策は第一段階としてオプション展開を行い、第二段階として主に屋外に設置される小型産業機器の組込み需要を狙います。・完成品メーカーでの電源外注化に合わせ、電源メーカーを巻き込んだ提案を行います。‣第3段階:成果のまとめと今後の取り組み‣第1段階:テストマーケティングの準備‣第2段階:市場での仮説検証「販路開拓コーディネート事業」支援事例~株式会社コンド電機~戦略的基盤技術高度化支援事業での開発品です。東北本部主催の認定企業向けセミナーに参加されたことがきっかけで、販路開拓コーディネート事業の支援に至りました。チーフアドバイザーとマーケティング企画のブラッシュアップを行い、プレゼン資料を作成しました。<想定ターゲット>高信頼性、高電流・高電圧対応が求められる市場(自動車電源、医療機器、制御機器、セキュリティ監視機器等)<仮説内容>想定市場で、二重保護構造でコンパクトかつ高い基本性能の本製品が受容される。5名の販路開拓コーディネーターと10社に18回の同行訪問を行いました。<テストマーケティングの内容>支援目標を、①サージ対策の現状把握、②バリスタ搭載サージアブソーバーの受容性検証、④導入のための課題の明確化とし、活動しました。<仮説の検証結果>・高圧電源の内部サージ対策、医療機器等や住宅メーカーの雷サージ対策品としての受容性が確認されました。・ビル用制御機器や鉄道向けポイント制御装置、監視用IPカメラ等の雷サージ対策として興味をもたれました。・受容された二重保護市場では、価格は問題にならないとの評価が大半でした。・進捗結果:モニター2社、価格交渉2社<新たな課題>・二重保護需要に特化した営業展開・電源メーカーとの連携推進・カスタマイズへの対応これまでの取引は部品商社経由のため、回路設計者等の声を直接聞く機会が限られていました。そのため、ユーザー企業に直接製品の受容性を確かめる必要がありました。企業概要1円玉と比較した大きさ本体75

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