販路開拓コーディネート事業事例集
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【事業内容】木製サッシ・木製ドアの設計・製造・施工【設立】1957年【所在地】山形県【資本金】1,000万円【従業員数】17名【支援商品】木製サッシ「夢まどスタンダード」木質感、断熱性を保ちながら、規格仕様で施工性を高めています。特徴は、①東北産スギ材を使った木質感、②高い断熱性、③断熱性を補完する高気密性、④5種類の規格化、⑤国交省の準防火基準対応、⑥工業品同様の均質性がある、といった点にあります。‣支援の経緯‣販路開拓面での課題【具体的な成果】・量産ハウスメーカー、専門ハウスメーカー、設計事務所、建材商の評価と取組み意向を確認できました。・専門ハウスメーカーにて規格仕様木製サッシの受容性を確認できました。・経年でのメンテナンスに対する対応や、木製サッシの実物を確認できる販売促進体制が求められることがわかりました。【今後の取り組み】・ターゲット顧客を木にこだわる中小専門ハウスメーカー、工務店/設計事務所とし、特注品に加えセミオーダーに広げていきます。・保証期間やメンテナンス内訳を明示し、安心して任せてもらえるメンテナンス体制を訴求します。・専門展示会、施工実績の見学、建築業者と連携した首都圏ショールームへの出展等、実物の露出機会を増やします。‣第3段階:成果のまとめと今後の取り組み‣第1段階:テストマーケティングの準備‣第2段階:市場での仮説検証「販路開拓コーディネート事業」支援事例~アルス株式会社~山形県よろず支援拠点からのご紹介で、中小機構東北本部窓口相談を経て、販路開拓コーディネート事業の支援に至りました。チーフアドバイザーとマーケティング企画のブラッシュアップを行い、プレゼン資料を作成しました。<想定ターゲット>富裕層向け住宅を手掛けるハウスメーカー、本物の木にこだわる専門工務店<仮説内容>木質感、断熱性を保ちながら、施工性を高めた規格仕様木製サッシは、コスト低減、設計・施工の効率面、在庫対応面で受容されるとしました。4名の販路開拓コーディネーターと9社に12回の同行訪問を行いました。<テストマーケティングの内容>支援目標を、①サッシに関する現状把握、②「夢まどスタンダード」受容性検証、④導入課題の明確化とし、活動しました。ヒアリングを通じ、規格仕様木製サッシに需要性があるかどうかを検証しました。<仮説の検証結果>・木にこだわる専門ハウスメーカーの新シリーズでセミオーダー仕様の受容性が確認されました。・量産ハウスメーカー向けは、品質基準、耐久性、メンテ面で立ち位置が異なり、現時点での導入は時期尚早と判断されました。・今後、木材回帰や木へのこだわりが予想され、富裕層、幼稚園・保育園、古民家再生等を中心に木製サッシが拡大するとの意見がありました。・進捗結果:見積提出1社、サンプル提示1社<新たな課題>・保証期間の設定、メンテナンス体制の構築・住宅展示場やショールームなどでの展示特注品で展開してきた当社にとって規格仕様は初めてのため、顧客となる建築関係者の考え方や意向を取材するとともに、製品の受容性を確かめる必要がありました。企業概要木製サッシの施工例71

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