販路開拓コーディネート事業事例集
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【事業内容】プレカット加工販売、製材業、建築資材販売【設立】1989年【所在地】北海道【資本金】3,000万円【従業員数】86名【支援商品】北海道スギの準不燃・難燃内装用パネル①厳しい国土交通省の防火認定をクリアした耐火性能②仕上げ塗装による高い耐薬品性、耐菌性、耐ウィルス性③木材が持つ快適性に加えて、北海道スギ特有の癒し効果‣販路開拓面での課題【具体的な成果】・ニーズ探索、発注権者・流通の把握:木材需要はかつてないほど旺盛であり、特にこだわりのある物件を多く扱う中小の設計事務所や工務店が狙い目であることがわかりました。・製品課題の明確化:不燃と準不燃の併用は設計計画、施工、維持管理すべてにおいて非効率かつ高コストであり、採用には圧倒的な優位性の要ることがわかりました。・医療機関における今後の展望:木には温もりや癒し効果があるので、産婦人科(LDR室)や長期入院する療養病床に向いていることが確認できました。【今後の取り組み】今回の活動で明確になった新たな課題への対応により、継続的なアプローチとさらなる商品改良に努め、北海道スギの準不燃・難燃内装用パネルを普及できるよう推進していきます。「販路開拓コーディネート事業」支援事例~株式会社ハルキ~‣支援の経緯‣第1段階:テストマーケティングの準備‣第2段階:市場での仮説検証‣第3段階:成果のまとめと今後の取り組み企業概要4名の販路開拓コーディネーターと10社に16回の同行訪問を行いました。<テストマーケティングの内容>支援目標は、①防火木材に関する理解度及びニーズ、発注権者・流通の把握、②製品課題の明確化、③医療機関で簡単にリニューアルできる準不燃パネル開発の可能性探索とし、活動しました。<仮説の検証結果>・「木」は高齢者に人気があり、事業者や設計者のニーズが強いことが確認できました。・製品は好評価を得ましたが、準不燃材と不燃材の併用を強いるのはユーザー側に負担のが大きいという意見がありました。・改修の時間と費用面で、急性期病棟よりも長期療養病棟に適することがわかりました。・他素材に比べて価格が高く、また、地元産指定の壁を突破するのが難しいことも確認できました。・進捗結果:条件交渉3社<新たな課題>・製品面:内外装ともに「不燃化」への対応・営業面:首都圏における販売協力会社の設置・価格面:さらなるコストダウン「地域資源活用」認定後、北海道本部より首都圏におけるテストマーケティングの要請があり、支援をスタートすることになりました。地元材の利用推進が策定されている道内においては、公共建築での利用を獲得してきましたが、道外(特に首都圏)に関しては、既存の販路以外に有効なネットワークがありませんでした。チーフアドバイザーとマーケティング企画のブラッシュアップを行い、プレゼン資料を作成しました。<想定ターゲット>病院、病院を手掛ける設計・デザイン事務所、ゼネコンの病院担当部署、商業施設を手掛ける内装設計・施工業者<仮説内容>アプローチ先に対し、北海道スギ(木材)の独自性、および平成23年度以降、厳しくなった国土交通省の防火認定をクリアした準不燃・難燃材のニーズ、受容性がある。施工例パネル形状64

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