販路開拓コーディネート事業事例集
69/120

【事業内容】繊維製品製造、福祉機器レンタル・販売【設立】1971年【所在地】栃木県【資本金】1,000万円【従業員数】26名【支援商品】抗ウィルス繊維「ウイルスガード」①繊維に付着したインフルエンザウイルス等の数を減少させ、清潔に保つ抗ウイルス力、②消臭・抗菌・抗カビ力も兼ね備えている、③毒性試験などをクリアした安全性、④繊維評価技術協議会の「SEKマーク」を取得しているといった特徴があります。‣販路開拓面での課題【具体的な成果】・ニーズ探索、受容性の検証:ウイルスガードの機能性については関心を得られたものの、価格面では割高になることから、より説得力の高い提案の必要性がわかりました。一方、想定していなかったセラピー、整体院、美容院、スポーツジム、高級旅館などでの可能性を炙り出すことができました。・商流や販売方法:病院(医療機関)向け寝具は、リネン業者の扱い領域であるため、医学会や看護師協会などの推薦を得て、病院内感染委員会に直接アプローチが有効であることがわかりました。・寝具以外の可能性:マスクや布団襟カバーなどの小物製品に高いニーズが確認できました。【今後の取り組み】今回の活動で収集できた様々な意見・評価・要望から明確になった新たな課題への対応により、今後、継続的なアプローチとさらなる改良に努め、ウイルスガードを普及できるよう推進していきます。「販路開拓コーディネート事業」支援事例~株式会社マルゼン~‣支援の経緯‣第1段階:テストマーケティングの準備‣第2段階:市場での仮説検証‣第3段階:成果のまとめと今後の取り組み企業概要4名の販路開拓コーディネーターと9社に14回の同行訪問を行いました。<テストマーケティングの内容>支援目標を、①ニーズ探索、受容性の検証、課題の明確化、②商流や販売方法の情報収集、③寝具以外の可能性についての情報収集とし、活動しました。<仮説の検証結果>・幼稚園・保育園・・・抗ウイルス布団は市場にない商品であるため当初関心は低かったものの、理解しやすいマスクから提案することできっかけができました。・病院(医療機関)・・・医療現場では院内感染予防の観点から製品に高い関心が示されましたが、説得力を高めるためには定量的なエビデンスが求められました。・介護施設・・・特養でのニーズは防臭と尿の対策でした。しかし、経営が厳しいことから、行政の指導や明らかなコストメリットがないと採用は難しいことがわかりました。・進捗結果:価格・条件交渉1社<新たな課題>・抗ウィルス+撥水機能を兼ね備えた製品開発・医学会で認められるためのエビデンス取得・購入費用に対して得られる効果の明確化「経営革新計画」の承認後、栃木県庁において開催した販路開拓出張相談会において要請があり、支援をスタートすることになりました。病院(医療業界)のニーズや特有の商習慣などを明らかにする必要がありましたが、既存の販路以外には有効なネットワークが無かったため、アプローチすることが出来ずにいました。チーフアドバイザーとマーケティング企画のブラッシュアップを行い、プレゼン資料を作成しました。<想定ターゲット>病院(医療機関)、介護施設および関連業界、幼稚園・保育園<仮説内容>抗ウイルス加工を施した布団や枕カバー等の使用により、病院や高齢者施設内でインフルエンザやノロウィルス等の感染リスク低減に貢献できる。<ウイルスガードを使った寝具>59

元のページ  ../index.html#69

このブックを見る