販路開拓コーディネート事業事例集
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【事業内容】陶磁器製タイルの製造・販売【設立】1950年【所在地】岐阜県【資本金】2,400万円【従業員数】170名【支援商品】汚れ防止機能付き床タイル「らくらくりーん」製品の特徴は、①微細な粒子の特殊釉薬で汚れが付きにくく落ちやすい、②アルミナ・グリットの結晶で摩耗抵抗が高く滑りにくい、③モース硬度8でタイル表面への傷がつきにくい、といった点にあります。‣支援の経緯‣販路開拓面での課題【具体的な成果】・汚れにくい点に加え、滑りにくい点も評価され、両方の機能を持つことに高い興味が示されました。滑り度合いを調整できることにも高評価を頂きました。・一方で、取引構造が多層化・固定化していることから製品評価が良くても、すぐに採用になるとは限らないことも分かりました。【今後の取り組み】・ニーズが明確に確認された駅や商業施設で、屋内外の飲食スペースが設置される新築物件を優先ターゲットとし、施工実績獲得に注力します。・汚れと滑りの両方の問題を解決する機能性床タイルとして訴求し、滑り度合いを現場の事情に合わせて調整できることも特徴に加えます。・業界展示会や建築士向けセミナーを活用して、施主、設計事務所、タイル商社のアプローチを強化します。併せて、顧客ニーズに基づいた提案営業を継続します。‣第3段階:成果のまとめと今後の取り組み‣第1段階:テストマーケティングの準備‣第2段階:市場での仮説検証「販路開拓コーディネート事業」支援事例~株式会社日東製陶所~中小機構中部本部での専門家派遣制度を利用したことがきっかけで、販路開拓コーディネート事業の活用に至りました。チーフアドバイザーとマーケティング企画のブラッシュアップを行い、プレゼン資料を作成しました。<想定ターゲット>鉄道周辺施設・商業施設等の設計担当者、汚れに悩む施設担当者<仮説内容>人が多数集まる公共・商業施設では床の汚れに悩んでおり、汚れが付きにくく落ちやすい機能性床タイルは受容される。8名の販路開拓コーディネーターと10社に18回の同行訪問を行いました。<テストマーケティングの内容>支援目標を、①各アプローチ先における床タイルの汚れ対策の現状把握、②らくらくりーんの受容性検証、③販路や販促面を含む製品課題の明確化とし、活動しました。<仮説の検証結果>・駅や商業施設等の公共スペースでは、安全性確保のため滑り防止に強いニーズがありました。・汚れに関するニーズも確認され、機能性床タイルの商機は十分にあることが分かりました。・取引構造は多数の関係者が係り、多層で固定的であることが確認されました。・進捗結果:製品登録1社(大手設計会社)、デモの実施10社<新たな課題>・認知度を高めるための使用実績づくり・防汚に防滑も加えたアピールポイントの見直し・重点ターゲット先の見直しこれまでは商社経由で主に住宅メーカーに販売していました。総合タイルメーカーを目指す当社としては、今後この製品が事業の柱となり得るかどうか、商業施設等を中心に、商品の市場性を確かめる必要がありました。企業概要駅改札口の施工例53

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