販路開拓コーディネート事業事例集
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【事業内容等】リサイクルプラントの設計、製造、販売【設立】2005年【所在地】富山県【資本金】3,000万円【従業員数】11名【支援商品】エコセパレ®分離破砕機これまで困難だった廃プラスチックの金属複合材やタイヤのゴムとスチールワイヤ等を同時に破砕・分離できる装置です。効率化と低コストを実現し、新たなマテリアルリサイクル(素材としての再利用)の道を開きました。‣販路開拓面での課題【具体的な成果】・リサイクル市場では、様々な選別機が使われていることが分かりました。選別精度は良好な状態で90~95%程度と低く、厳密に選別されていない状況のあることを確認できました。・機能面における独自性は大いに評価を得、高い受容性のあることがわかりました。また、当製品が活躍できる分野(白物家電など)に絞ることで用途可能性が高まるとの示唆を受けました。【今後の取り組み】・対象物によっては、径が太すぎて潰すと横長に広がり剥離機に入りきらないものも存在するため、付帯設備(大型カッター)にマッチした対象物にターゲットを絞って販路開拓を推進していきます。・新規投資に際して、リプレイスしやすいようなオプションサービスの拡充を目指します。「販路開拓コーディネート事業」支援事例~株式会社エムダイヤ~‣支援の経緯‣第1段階:テストマーケティングの準備‣第2段階:市場での仮説検証‣第3段階:成果のまとめと今後の取り組み企業概要6名の販路開拓コーディネーターと、9社に10回の訪問活動を行いました。<テストマーケティングの内容>支援目標を、①想定ターゲット企業における現状把握(取り組み状況、現状の問題点、顧客ニーズなど)、②エコセパレ®分離破砕機の受容性検証(独自性、優位性)、③製品課題の明確化(デモンストレーションと見積提示を通じ、製品面、価格面、販路面の検証)とし、活動しました。<仮説の検証結果>・製品面で、破砕と分離が同時にできる点にアプローチ先から高い評価を得ることができました。・家電リサイクルのプロセスでは解体をまだ手作業で行っているところがあり、この自動化へのニーズを確認できました。・東アジアへの廃棄物排出では、金属の混ざった樹脂は引き取り手がなく、有価物化の強いニーズのあることがわかりました。・減容化目的で、「手解体後のプラスチックを単一素材ごとに破砕したい」との要望を得ました。・進捗結果:見積書提出1社<新たな課題>・径の大きい処理物に対応するための製品改良・既存設備の下取り・売却仲介サービスの構築新価値創造展に出展された際に、首都圏(国内)での販路開拓および、社内人材の営業力強化に関心を示されたため、将来を見据えた人材育成とともに支援をスタートしました。ターゲットと仮説を次のように設定しました。<想定ターゲット>・家電業界(小型デジタル・白物)・光ファイバー業界・同軸ケーブル業界<仮説内容>・手作業から自動化へのシフトで生産性向上につながる(分離・破砕に手間いらず)。・産廃として捨てていた物を有価物へ転化が図れる。・減容化による処理費用の軽減、保管スペースの削減に貢献する。エコセパレ®分離破砕機の外観数年前より、海外の販路開拓を模索してきましたが、足元の国内市場にも取り組むことで、安定した顧客基盤の構築が課題となっていました。107

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