販路開拓コーディネート事業事例集
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【事業内容等】発汗計を中心とした生体計測機器・研究機器の開発【設立】2017年【所在地】長野県【資本金】3,900万円【従業員数】2名【支援商品】換気カプセル型発汗計特徴は、①手掌の非常に微量な発汗量まで高感度な計測ができる、②独自開発の解析システムで発汗量を解析し即時に表示・記録する、③発汗に関する学会理論をもとにした分析が可能、といった点にあります。‣販路開拓面での課題【具体的な成果】・アスリート向け運動効果測定、運動のし過ぎ防止/ホットヨガ向け安全性確保等にニーズが確認されました。・従来の学会理論に加え、顧客視点を加味した理論の再構築が必要であることがわかりました。・現場が求める製品の形態、システム要件、端末価格が明確になりました。【今後の取り組み】・発汗データからどのようなことが言えるか、根拠(学説、背景理論、実証データ)を元に効果や危険性を見える化していきます。・今回の支援で関係のできた企業と連携し、実証実験を繰り返しながら説得力のあるデータを蓄積します。・使用場面での利便性向上を図るためにウエラブルタイプの開発を推進していきます。「販路開拓コーディネート事業」支援事例~株式会社スキノス~‣支援の経緯‣第1段階:テストマーケティングの準備‣第2段階:市場での仮説検証‣第3段階:成果のまとめと今後の取り組み企業概要2名の販路開拓コーディネーターと、3社に5回の訪問活動を行いました。<テストマーケティングの内容>支援目標を、①想定場面でのバイタルデータ計測に関する現状把握、②新たな計測方式としての受容性検証、③製品課題の明確化とし、活動しました。<仮説の検証結果>・フィットネス分野ではデータ取得の主力は心拍であることが確認されました。・発汗量の計測は総じて新鮮でユニークな提案と受け止められました。・アスリートが参加して実証実験を行った結果、時間経過に応じ、リアルタイムに発汗計測ができる点に高評価を得ました。・ホットヨガでは利用者の安全性確保に発汗量を測定したいというニーズを確認できました。・進捗結果:デモを実施3社<新たな課題>・心拍や脳波等との相関関係のデータ等、発汗に関するデータの取得・運動中にもリアルタイムに計測できるウエラブルタイプの開発ターゲットと仮説を次のように設定しました。<想定ターゲット>新たなバイタルデータ測定手法に関心をもつフィットネスクラブ等の現場担当者や研究者<仮説内容>・運動中はのどの渇きに気付きにくく、どの程度水分を補給していいかわからない、体力の消耗度合いがわからない等の悩みがある。・本製品は心拍・脳波計に比べ応答性・感度に優れていることから、こうした悩みを解消する手段として活用できる。当社は信州大学オープンベンチャー・イノベーションセンター入居企業で、窓口相談を経て販路開拓コーディネート事業の支援に至りました。信州大学医学部の大橋俊夫特任教授らから独占的通常実施権を受け、主に研究機関向けでは納入実績があります。今後の製品普及には、これまで未開拓の民間事業者において受容性を確かめる必要がありました。105

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