販路開拓コーディネート事業事例集
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【事業内容】樹脂成型、組立及び金属加工【設立】1967年【所在地】千葉県【資本金】2,000万円【従業員数】28名【支援商品】立位サポート器具「サージカルニーレスト」内視鏡手術執刀医の視点でつくった、手術姿勢をサポートするための製品です。クッション部に両脚の「すね」を当てることで立位のまま自然に前傾姿勢をとれるようにし、体重を分散し疲労を軽減します。医師のニーズと人間工学の知見を融合し商品化されました。千葉県ものづくり認定商品です。‣販路開拓面での課題「販路開拓コーディネート事業」支援事例~京新工業株式会社~‣支援の経緯‣第1段階:テストマーケティングの準備‣第2段階:市場での仮説検証企業概要千葉県産業振興センターのサポートを受ける中で、当事業の活用を勧められ、中小機構関東本部の窓口相談から支援をスタートしました。販路開拓チーフアドバイザーとともにマーケティング企画のブラッシュアップを行いました。<想定ターゲット>・長時間の立位姿勢維持が必要な内視鏡手術などを手掛ける病院・オペ室関連商品や器具を扱う医療機器商社<仮説内容>・手術の執刀医及び医療スタッフの疲労軽減にニーズがある。・内視鏡手術以外にも、長時間の立位姿勢維持が必要な術式にもニーズがある。商品を病院に導入するためには、手術現場における受容性の検証と、販売チャネルの構築が必要でした。【具体的な成果】・医師とのヒアリングを通じて、内視鏡手術に加え、腹腔鏡手術におけるニーズを見出すことができました。・実機を執刀医に使ってもらう中で、現状の商品を手術室に導入してもらうには、フットスイッチの操作を可能にし、床面ケーブルとの干渉対策を施す等の改良点が明確になりました。・医療機器商社においては、オペ室関連製品の販売促進と合わせて訴求できるかが販路構築にとっての課題であることがわかりました。【今後の取り組み】・執刀医のニーズが確認できた内視鏡・腹腔鏡領域を重点に医師の負担軽減をアピールし、医療分野におけるネットワークの構築を進めます。・サージカルニ―レストの市場浸透に向けて販売力を強化し、医療機器商社にも継続的な営業活動を行っていきます。‣第3段階:成果のまとめと今後の取り組み3名の販路開拓コーディネーターと7回の同行訪問を行いました。<テストマーケティングの内容>支援目標を、①想定ニーズの検証、②機能・性能の受容性検証、③販路構築の課題抽出、とし活動しました。<仮説の検証結果>・実際に手術で利用した執刀医からは、疲労軽減になるとの高評価を得ました。・腹腔鏡手術でも長時間の立位姿勢維持が必要なことがわかりました。・フットスイッチの操作ができ、床面のケーブル類と干渉しない形状への改良が求められました。・医師の厳しい労働環境の実態から、「疲労軽減」が商品の訴求ポイントになることがわかりました。・医療機器商社には、オペ室関連製品の付属品として扱ってもらえる可能性を確認できました。・進捗結果:モニター実施1か所<新たな課題>・内視鏡・腹腔鏡手術を行う病院・医師へのPR・手術室の状況に対応した設計変更の検討クッション部→「すね」を当てて下肢を安定させる↑ベース部つま先下がりで重心が前にいく前傾構造使用イメージ102

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