販路開拓コーディネート事業事例集
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【事業内容】コンクリート製品と生コンの製造・販売【設立】1971年【所在地】鳥取県【資本金】1,000万円【従業員数】25名【支援対象商品】HPC(ハイブリッドプレストレストコンクリート)パネル炭素繊維の緊張材と膨張材入りコンクリートで構成する建築資材です。最薄38mmで、かつ従来のプレストレストコンクリートと比べて大幅な軽量化を実現します。意匠性の高さや塩害フリーである点も特徴です。‣販路開拓面での課題【具体的な成果】・ターゲット市場へのアプローチを通じて、ターゲットはデザイン・設計事務所であることが明確になり、HPCパネルの用途や訴求点の絞り込みができました。・「指定建築材料」の認定を受ける必要性、また原価低減や輸送費削減の課題対応の重要性を認識することができました。【今後の取り組み】・「指定建築材料」の認定取得に向けて必要なデータを取得し、品質管理体制を整えることで受注機会の増大を図っていきます。・原価低減やコストダウンについては、鳥取県等の支援施策を活用し、課題解決に取り組みます。「販路開拓コーディネート事業」支援事例~郡家コンクリート工業株式会社~‣支援の経緯‣第1段階:テストマーケティングの準備‣第2段階:市場での仮説検証‣第3段階:成果のまとめと今後の取り組み企業概要3名の販路開拓コーディネーターと5社に12回の同行訪問を行いました。<テストマーケティングの内容>支援目標を、①ターゲット及び訴求点ぼ明確化、②アプローチ手法の習得、②製品や価格面などのマーケティング情報の収集、③用途別ニーズの確認とし、活動しました。<仮説の検証結果>・「意匠にこだわりがある建築家」へのアプローチが有効であることがわかりました。・表面仕上げにバリエーションがあり、金ごて仕上げや研ぎ出しの代替、作業時間短縮につながること、鉄筋工が不足しているなか被り厚を薄くできる技術は貴重であるとの評価をいただきました。・日除けや目隠しをするルーバーや内部間仕切りに有用性が認められました。・構造的な強度の評価が必要なケースがあるため、個別の確認申請が求められました。・相応に高価ですが、優れたデザイン性を訴求することで、説得力が高まることがわかりました。・進捗結果:見積書提出3社<新たな課題>・国土交通大臣の「指定建築材料」の認定取得・原価低減と輸送費削減の方法の検討開発会社から特許の使用許諾を得て、当社独自のデザインや意匠でアレンジした製品の首都圏進出を目指し、関東本部の出張相談会に参加されました。さまざまな用途が考えられるなかで、どのようにターゲットを絞り込むか、本製品の提供価値をいかに高めるかが課題となっていました。販路開拓チーフアドバイザーとともにマーケティング企画をブラッシュアップしました。<想定ターゲット>商業施設のディスプレイや集合住宅の設計を手掛けるデザイン事務所や設計事務所<仮説内容>・陳列棚や内部間仕切り壁が薄くなりスペースの有効活用、軽くなって施工性向上に貢献する。・高い靭性と強度を持つので地震など時に施主の安心・安全につながる。・内壁や緑化製品などの柄や模様をカスタマイズできるので高い顧客満足を提供できる。マンション窓枠の施工例99

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