販路開拓コーディネート事業事例集
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【事業内容】各種省エネ機器の製造・販売・施工【設立】1970年【所在地】岡山県【資本金】3,675万円【従業員数】20名【支援商品】小水力発電装置「MiraiAqua」小型でシンプルな構造の水力発電機です。発電機本体が外周筒に収まります。発電の定格出力は1.5kWで、1~3mの落差でも発電できます。大規模な土木工事を必要とせず簡単に設置できる環境に優しい水力発電機です。‣販路開拓面での課題【具体的な成果】・ターゲット市場へのアプローチを通じて、Mirai Aquaの用途や設置ニーズのあるところの絞り込みができました。・提供価格は他の小水力発電装置より優位性のあることを確認できましたが、今後商用での普及を加速させるには、発電効率アップによるより高い経済性の提供が求められることがわかりました。【今後の取り組み】・着水井ニーズをとらえるために、複数の着水井を調査し、求められる仕様や形状を把握し、営業活動を展開していきます。・発電効率を高めるための研究開発を進めます。「販路開拓コーディネート事業」支援事例~ひだかや株式会社~‣支援の経緯‣第1段階:テストマーケティングの準備‣第2段階:市場での仮説検証‣第3段階:成果のまとめと今後の取り組み企業概要3名の販路開拓コーディネーターと5社に対して13回の同行訪問を行いました。<テストマーケティングの内容>支援目標を、①排水の現状、②小水力発電のニーズ、③発電に関する要望、④要求される仕様、⑤適正な販売価格等の情報をユーザー企業から収集することとし、活動しました。<仮説の検証結果>・製鉄会社では大量の放流があり、発電に必要な高低差1~3mある場所が多くあることから、Mirai Aquaの設置可能性のあることがわかりました。・水源地から浄水場に入ってきた水を貯めて流量を調整する浄水場内の施設(着水井)での利用ニーズが認められました。・首都圏の高速道路や鉄道において、排水は活用されていませんでした。・トンネル照明換気などに利用できる発電量の確保、発電効率のアップが求められました。・価格面は、類似機種で必要な土木工事がほぼ不要なことから導入しやすいという評価を得ました。・進捗結果:見積書提出4社<新たな課題>・発電効率を高めるために必要な水車の羽や流路形状の改良2012年10月、異分野連携新事業分野開拓計画(新連携計画)に認定され、計画にもとづいて開発を進めました。計画期間終了後、販路開拓についての課題があり、関東本部の出張相談会に参加されました。当初は農業分野を想定していましたが、設置の検討段階で当社が関与できず話が停滞することが多く、新たな分野を探ることが課題でした。販路開拓チーフアドバイザーとともにマーケティング企画をブラッシュアップしました。<想定ターゲット>製鉄会社、高速道路会社、鉄道会社(トンネル排水の流水量や電力使用量が多いところ)<仮説内容>・Mirai Aquaを使って発電することで未利用の排水が利益を生む資源となる。・経済的メリットに加え、停電時の電源確保に有用性がある。・競合製品に比べて、工期が短く、メンテナンス経費負担が少ないというメリットを提供できる。発電機本体専用除塵機設置風景95

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