販路開拓コーディネート事業事例集
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【事業内容】光三次元計測装置の開発と製造,販売【設立】2010年【所在地】宮城県【資本金】6,100万円【従業員数】2名【支援商品】周波数シフト帰還レーザー方式三次元計測システム特長は、①10m程度の遠隔距離から50μレベルの計測ができる、②ノイズ処理が不要、③短時間に三次元計測できる(1,000点/秒/50μレベル)といった点にあります。‣販路開拓面での課題【具体的な成果】・ほぼすべての分野で三次元高精度計測が定着・一般化し始めており、多様な方式が乱立し競争が激化していることが確認されました。・特定分野において、主に高温で近づけないものやサイズが大きいものの計測場面で、現状の高精度計測の改善手法として本製品の受容性が確認されました。そこでは、現状計測手法で発生する問題の解決が求められました。一方、現状計測手法で十分であるとして受容性が確認されない分野も明確になりました。【今後の取り組み】・今後の事業展開を、遠隔・高精度計測が求められる場面に絞り、ODM展開も検討します。・現在使われている手法に対して、サンプル計測結果を元に相対的な優位性を明確にします。・フィードバックの迅速化、サンプル品質の確保等サンプルの検討体制を強化します。「販路開拓コーディネート事業」支援事例~株式会社3Dイノベーション~‣支援の経緯‣第1段階:テストマーケティングの準備‣第2段階:市場での仮説検証‣第3段階:成果のまとめと今後の取り組み企業概要5名の販路開拓コーディネーターと9社に10回の同行訪問を行いました。<テストマーケティングの内容>支援目標を、①三次元計測検査に関するアプローチ先の現状把握を行う、②本製品の受容性を検証する、③実サンプルのモニター測定、見積提示を通じ、製品面・価格面・販路面の検証を行うとし、活動しました。<仮説の検証結果>・特定場面での遠隔計測場面で、現状使用されている計測手法に対し、想定された問題、および目視検査を自動化したいというニーズのあることがわかりました。・そこでは、改善のために複数の計測手法を検討しており、本製品への強い興味が示されました。・進捗結果:サンプル計測及びNDA締結2社<新たな課題>・絞り込んだ測定分野へのアプローチ強化・サンプル計測後のスムーズなフィードバック体制の構築ターゲットと仮説を次のように設定しました。<想定ターゲット>自動車、素材、航空宇宙、交通車両、建築、計測器メーカー、印刷分野の生産技術研究部門<仮説内容>・現状方式の三次元計測手法の遠隔計測検査では、計測時間・精度、データ加工に問題を抱えている。・本製品は、10m程度の遠隔距離から50μの計測を短時間にできる点に従来製品との差別性があり、上記の問題を解決できる。システム構成当社は、東北大学連携ビジネスインキュベータ(T-Biz)に入居するベンチャー企業です。東北本部窓口相談を経て販路開拓コーディネート事業の支援に至りました。当社は創業以来、計測分野にて先進的な提案を行ってきました。今後の成長を目指す中で、改めて当社の独自性や優位性を再定義し、事業領域を整理する必要がありました。93

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