Incubation Report Vol.10(電子ブック)
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Incubation Report Vol.1026インキュベーション事業活動入居企業の活動― 事業は順調ですか 起業して半年間は売上ゼロで苦戦しましたが、その後はおかげさまで順調に売上高を伸ばし、継続的な成長曲線を描けています。自動車関連商社の投資子会社からも出資を受けることができました。従業員も現在は約30名になりました。まだまだ事業を拡大することは可能ですが開発者が不足している状況です。そのような環境もあり、競合企業とも協力関係が確立されています。また、この分野に参入したいという取引先企業からその企業のホープを給料自社負担で送り込んでくれる企業もあります。数ヵ月後に母体企業に戻っても関係性が継続しています。そして、これから ― 今後の展望をお聞かせください 我々は「物理モデル」で世界一になりたいというビジョンを掲げています。現在、理化学研究所と5カ年計画で共同研究を進めています。モデルベース開発を活用して開発された自動車がこれから続々と発売されます。我々が取り組んでいることは、今後の成長が期待される分野です。航空宇宙分野も視野に入っています。我々と一緒に戦ってくれる若いエンジニアを求めています。ストックオプションの制度も準備したいと考えていますので、一緒に世界一を目指しましょう。■入居のきっかけ  起業する前は、理研ベンチャー(当社への出資会社の一つ)の一員として和光理研インキュベーションプラザで働いていましたので、起業と同時に入居しました。和光理研の隣にあるという環境もここを選択した要因の一つです。■入居しての変化  和光理研や入居企業との連携、あるいは外部の機関との連携が増えました。助成金情報、展示会情報をはじめ、資金調達に関するサポートや専門家派遣による資本政策の検討など、自社だけではできないことをサポートしてくれます。■入居して良かったこと、将来の入居者へのメッセージ  スタートアップにとってこれほど良い環境はありません。和光理研のIM室は非常に相談しやすい。ちょっとしたことでも真剣に相談に乗っていただけると感じています。インキュベーションマネージャー(IM)は身近な存在で非常にフレンドリーな関係を構築することができています。 旺盛な成長意欲と幅広い人脈を持つ船田社長と、同じ場所で仕事ができることはとてもエキサイティングです。頼れる相談先のひとつとしてIM室を活用いただくために、お話を掘り下げて伺い、船田社長の視点から物事を考えるようにしています。また、日常業務の中での数多くの企業、機関とのやりとりを通じてIMが得た普遍的なアイデアや人的なネットワークを、船田社長にこれからもご紹介、ご提案してまいります。代表取締役社長船田 浩良会社名インテグレーションテクノロジー株式会社 代表取締役船田 浩良所在地埼玉県和光市南2-3-13和光理研インキュベーションプラザ105号事業概要シミュレーション技術に基づく製造業への統合的なサービス提供URLhttp://www.int-tech.co.jp/2011年7月インテグレーションテクノロジー株式会社 設立2011年8月理研ベンチャー認定2011年10月和光理研インキュベーションプラザ入居2012年12月科学技術振興機構(JST)のA-STEPに採択2013年8月マスワークス社パートナー認定2013年9月資本金1450万円から1750万円に増資2014年7月ものづくり補助金に採択2015年11月東京事務所開設2017年5月資本金2450万円に増資2019年3月資本金2950万円に増資会社情報会社略歴インキュベーションの利用和光理研インキュベーションプラザチーフインキュベーションマネージャー吉田 憲司担当マネージャーからのコメント 和光理研インキュベーションプラザは、中小機構が埼玉県、和光市、理研と連携して運営しており、特に理研との関係が深いことが特徴です。理研の敷地内にあり、理研発企業も多く、理研と共同研究・開発も行われています。入居企業には常駐するIMが販路開拓や企業連携などを支援しています。和光理研インキュベーションプラザBI紹介〒351-0104埼玉県和光市南2-3-13https://www.smrj.go.jp/incubation/wrip/

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