デザイン経営の理解とその実践に向けたソーシャルメディア活用による支援 成果事例集
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Collection of design management results|9展示会出展とその成果Do成果の確認Check次年度のアクションについてAction これまでの展示会出展は、商品展示がメインのものであったが、今回は商品展示に加えて、作成したビジョンマップのパネルやビジョンマップを解説する動画を流す展示を行った。 その結果、会社のビジョンを来場者に説明しやすくなり、商品スペックについてだけではなく、商品の意味や商品開発の想いを来場者に知ってもらうことが出来た。来場者の反応はとても良く、商品のみの展示よりも時間をかけて話を聞いてもらうことができた。□社員と共有できるビジョンの作成 これまでは作った商品をどう売るか、という目先の売り上げ確保が中心であったため、将来の会社像が見えづらく、社員も今後会社がどうしたいのか、どうなっていくのかが理解できていない状況だった。しかし、今回デザイン経営に取り組み、将来のありたい姿をビジュアルで表現できたことで、会社の目指す方向性が明確になり、社員の会社に対する理解が深まった。□ビジョンマップからの新規事業·新商品の開発 Instagram投稿を通じ、消費者と直接つながることで商品の購入だけではなく、地域を知ってもらい、訪れてもらうことができた。ビジョンマップに描いた「持続可能なものづくりのまち」の一歩(デザイン経営の実践として)、社内勉強会の場「プラスジャック大学」を設立し、月2回の授業、課外授業などを行っている。また、市場調査の結果および社員の意見等を踏まえて、携帯電話につけられるような防災用ホイッスルの開発を企画している。 次年度はビジョンマップに描いた「持続可能なものづくりのまち」を目指し、社内にミュージアム(ビジョンマップの表示、商品展示、販売、見学・体験できる場)を作り、飲食やイベント等を行えないかと企画している。具体的な展示販売スペースの確保、運営体制など課題は多いが、今回学んだことを生かし、来訪者への商品の見せ方や楽しんでもらうための仕組みづくりに取り組んでいきたいと考えている。参加企業の感想 今後会社を継続的に経営し、拡大させるために必要なことを短期間ですが、学ぶことができました。 ユニバーサルデザインで文字を使わず若手社員と一緒にビジョンマップを作成し、ブランドブック作成にも繋がり、社内外にこれから歩むべき道を開示できたことは、私・社員・取引先・お客様にとっても意義があり、迷いがなく、継続的に経営ができます。 そして、Instagramを活用することで、新たなお客様を呼ぶことができ、商品だけでは表せない価値を発信できることは素晴らしいです。これがゴールではないので、これから表した道に沿って、壁にぶつかっても悩むことなく進むことが出来ます。 今後、鯖江市の発展に寄与できれば、持続可能な「ものづくりのまち鯖江」を実現できます。本当にありがとうございます。

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