デザイン経営の理解とその実践に向けたソーシャルメディア活用による支援 成果事例集
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18|Collection of design management results 地域に150年続くお米問屋として、地域の産業(一次=農家、二次=加工屋、三次=飲食、ホテル)と密接な関係を構築しており、地域の中で要となる重要な機能を担い続けてきた企業です。 「米どころ北陸・石川県」においても、国内人口減少、食文化の変化(お米離れ)等による持続可能な経営・お米産業の発展に不安のある後継者が、新商品の開発及び販路の開拓を実施してきました。 今回の取組で改めて自社・卸業・地域の強み、お米の持つ付加価値等の再確認を行い、未来像を改めて地域を軸に設計する工程の中で、今まで見過ごしていた地域自体の強みと、その中で地域資源(文化施設)と元々自社のつながりを持った場を活かした「食文化としてのお米産業の振興」事業設計ができたのではないでしょうか。 今後、ビジョンマップに基づき実施される「地域資源を活かした地域(自治体・支援機関含む)を巻き込んだ新規マーケット(域外消費者含む)、商品・サービス(観光含む)の開発」は、関係者が多岐に渡るため、仕組つくり、ネットワーク化が非常に困難を極めると思います。しかし、全国で同様の課題を有するお米産業に従事する方々の希望となる事業に育て上げて欲しいと切に願っています。 Instagramの活用において良かった点として、タイムラインの統一感が出たことはもちろん、キャプションに絵文字を使って頂くようになったことで、ユーザー目線での親近感が出てきたことです。  また、ユーザーに問いかける形のキャプションにより、コメント欄が少しずつ盛り上がるようになってきました。 未だ改善が必要だと思われる点としては、投稿頻度が挙げられます。週3回は投稿をお願いしたいです。 また、ギフト需要もある商材だと思いますので、ショッピング機能を活用頂けるとより広がりが出てくると思います。 ハッシュタグについて、例えば、「#おうちごはん」など、Instagram内で検索されやすいハッシュタグを選定頂けると、検索流入により繋がります。 ストーリーズで商品や料理を作る工程アップや、簡単で良いのでレシピ情報等も入れると、よりフォローしたくなるアカウントになります。 「デザイン経営」を実践することのメリットを理解して頂き、事業者の思考と行動の変革につながるような支援になったと考えている。会社の現状把握、3年後、5年後、そして10年後のなりたい姿を明確にし、そのギャップを埋めるには、今すぐ何をしなければならないのかを事業者に問い、ビジョンマップを作成し、実現したい目標を可視化し、事業者自身が目指す方向性とゴールを鮮明にできたものと思う。 課題となっていた自社の長期的ビジョンの不鮮明さは、「デザインの思考」を会社全体に取りいれていくことにより、役職や職種、部署など、それぞれの役割を持つ人々がつながりを持ち、イノベーションを起こしていこうとするマインドが醸成された。中小機構北陸本部担当専門家から見たポイント外部専門家からのコメント

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