デザイン経営の理解とその実践に向けたソーシャルメディア活用による支援 成果事例集
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Collection of design management results|15課題の整理と目標(ビジョン)の確認Plan企業の課題Before企業概要代表者名/魚住 正栄所在地/石川県野々市市稲荷1丁目88番地事業内容/米穀の集荷・精米・販売設立/昭和38年従業員数/9名□後継者の立場から考える企業のビジョン整理 常務である魚住氏は、同社の使命を「取引先(飲食業等)へ美味しいお米を安定・継続的に供給すること、その先にいる一般消費者が同社のお米で炊いたご飯を美味しく食べて頂き、幸せを感じて頂くこと」にあると考えていた。 そのためにもお米の卸売業としての強みを活かした経営に変革していく事が必要であり、卸売業以外にもお米を通して、一般消費者にもっと身近に「お米のある生活」を感じて頂けるような事業展開を行う事が重要と考えた。 そこで、今までの漠然としていた企業経営ビジョンを、改めてビジョンマップに落とし込むことで、目指すべき方向、必要となる事業の整理を行うことを目指した。 また、一般消費者との繋がりがこれまでほとんどなかったことから、Instagram投稿を通じて消費者の反応、どのような商品提案が求められるのかを探ることとした。 これまで同社は外食産業等向けの業務用米を主として取り扱うB2Bの米穀卸売業として長年経営を続けてきた。 近年、消費者の食の多様化に伴う全般的な米食離れ、仕入れ米価の上昇による営業利益率の下落が進むなど、価格競争では大手卸売会社に太刀打ちできないという危機感を感じていた。このように同社を取り巻く経営環境は近年ますます厳しくなってきている。 このような経営環境の中にあって、次第にお米を右から左へ流すだけの卸売業という仕事に対して今後の企業経営面で大きな危機感を感じるようになった。同社は新しいことへのチャレンジが必要だと思いながらも、それに対する取り組みが殆ど実行されていなかったという状況であった。米屋InstagramCase3株式会社米屋テーマ 自社(卸業)の強みの再確認と、地域を軸にしたビジョンの作成。参加者常務取締役 魚住 雅通

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