ハンズオン支援事例集(平成29年度)
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51株式会社松永製作所【事例の要約】 昭和49年に町工場としてスタートした当社は、松永会長・社長の強力なリーダーシップで日本一の車椅子開発・製造・販売会社に成長。しかし、従業員が誇りをもって働く姿も、グローバルに成長する姿も見えない現状に社長は危機感を感じるようになっていた。身の丈に合った経営管理体制を作り、着実な成長を遂げていくために、人事・組織の見直しや生産体制の再構築を決断し、中小機構中部本部の支援を開始した。人財育成を重点におき、人事・組織体制の構築支援からスタート。続いて、海外工場を含めた生産体制の再構築と工程の効率化・改善体質醸成の支援を受け、ものづくり企業としての人財育成、体制整備が大きく進んだ。更に今後は、原価管理の基礎を確立する為、管理会計導入を計画中。2020年開催の東京パラリンピックを飛躍のチャンスと捉え、更なる成長を計画している。企業名 株式会社松永製作所業 種 車椅子、ストレッチャー、歩行器、杖等の福祉用具の製造・販売本社所在地 岐阜県養老郡養老町大場484資本金 50百万円設 立 昭和49年1月売上高 6290百万円(平成26年5月期)従業員 154人(正社員154人) 当社は、輸送用機械製造業として車椅子、ストレッチャー、歩行器等を開発・製造・販売している。主力の車イスでは、シェアNo.1を誇る国内トップ企業。福祉器具を扱うことから身障者の採用にも積極的に取り組んでいる。高付加価値・安心・安全の担保の為、製品技術面では特許製品などオリジナリティの確保や高機能製品に注力している。また、グローバルな競争力確保にも留意し、平成13年、中国(上海)に一貫製造の工場を設立し、平成26年にはタイに販売会社、平成27年に中国(江蘇省)に金属加工、溶接の専門工場を開設。現在、ミャンマーにも工場建設中。結果、海外生産が90%。国内がオーダー品を中心に10%となっている。本社外観企業概要経営基盤強化型東京パラリンピックをチャンスと捉えた組織体制整備―人事・組織、モノづくり、原価管理体制整備への複合支援―中部本部 プロジェクトマネージャー 星野 博康株式会社松永製作所スポーツ用車椅子

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