ハンズオン支援事例集(平成29年度)
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29佐々木化学薬品株式会社にヒアリングを実施し、考え方の違いを聴取するとともに採用において主体的役割を示すのは誰かを検証することが必要であると企業様が認識された。③プレゼン資料のブラッシュアップ テストマーケティングの目的に合わせて、既に整備されていた資料を基に、会社全体の魅力的な紹介、新商品の特徴、用途提案における訴求点の明確化、等のポイントになる部分を抽出した形に企業様が整理し、これらを使用することとした。④テストマーケティング活動の計画の決定 以上のテストマーケティングのブラッシュアップ期間を経て、テストマーケティング活動の実施手順・計画を検討し、今回の販路開拓コーディネート事業での目標を以下とした。A)「プラント関連分野」における金属表面改質等のニーズ把握B)食品・医薬・化学分野の生産における表面改質のニーズ把握C)新事業展開のための方策探索 また、当社の金属表面改質技術の認知を進めるために、可能な限り多くの企業にアプローチすることとした。第2段階:テストマーケティング活動の実施(マーケティング仮説の検証) マーケティング企画のブラッシュアップを踏まえ、プラント関連、食品・医薬・化学分野についてネットワークを有する18名の販路開拓コーディネーターがマッチング会に参加することになった。①マッチング会の開催 マッチング会には、当社から佐々木社長と本事業のリーダーに新入社員を加えた3名が参加し、販路開拓コーディネーター18名に対してプレゼンテーションを実施した。 プレゼンテーションには、テストサンプルを使用したデモンストレーションも実施することで、製品の特徴と訴求のポイントを伝えることができた。さらに、ディスカッションの中で、ステンレスの種類による性能の差異を記述するほうが、ユーザーから課題を引き出しやすい等のアドバイスも得られた。②活動計画の決定とテストマーケティングの実践 マッチング会後に販路開拓コーディネーターから提出された活動計画書より20社(販路開拓コーディネーター15名)を選定し、企業訪問をスタートした。本活動は、再訪問活動を含めたフォローアップを当社のみで行う方針としたため、同行の販路開拓コーディネーターと企業訪問前に事前打合せを行い、面談の目的とヒアリング事項を確認すること、さらに訪問後に打合せ内容を確認することを助言した。③テストマーケティングの実践結果 活動の結果20社への同行訪問が実現し以下のポイントが明確になった。ⅰ)業種にかかわらず、本製品が好適に用いられる用途とそうでない用途に明確に分けられる。(販路開拓事業の目標 A)、B)の達成) 【推奨材質】  元が梨地の素材、外観を気にしない見えない部材  (材質としてNo.1、No.2D、No.2Bおよびダル) 【非推奨材質】  光沢のある素材、外見を気にされる設備・装飾品  (材質としてBA、HLおよび#400)ⅱ)設備ユーザー(食品メーカー・医薬品メーカー)は一部を除き自社内で使用せず、設備メーカーに任せている。(販路開拓事業の目標 Cの達成)ⅲ)表面処理ニーズは種々存在し、新製品以外で当社が対応できるテーマも多数存在する。 さらに、活動の中で本製品を採用する先は、食品非推奨材質推奨材質

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