ハンズオン支援事例集(平成29年度)
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17株式会社ShinSeiて排他性が高いと判断されたので、この知財権確立を自社で実施する事を支援する事とした。 従業員の意識改革を目指す5S活動は、現業の製造現場からリーダークラス5名と営業課長からなるチームを編成し、5S対象区域ごとにチーム分けをした。 業としての許可の取得を目指した品質管理、安全管理体制の構築には、リーダーに資格を要求されるので、医療現場にいた人を新たに採用するなどして、6人からなるチームを編成した。知財権確立に向けた知財戦略構築には、社長も含め3名からなるチームを編成した。 医療分野への参入支援チームは、新たなメンバーも加えた急造メンバーの感があったが、社長の熱意と会社の最重要課題との意識付けで、極めて熱心な取り組みが得られた。第1期<経営実務支援事業>(平成28年5月~平成28年9月(5ヶ月))「5S活動支援」 若手社員の意識改革を目的にした5S活動なので、意識改革に結び付けることが得意で現場改善実績のあるアドバイザーを選んだ。支援のスタートに当たって、全員からアンケートを取り、やらされ感の払拭を狙うと共に、スローガン「誰のためでなく、自分たちのため、仕事の効率化のために取り組む」を作った。 プロジェクトの実施に当たっては、推進体制を4つのグループに分け、5Sグループ分担図を宿題として作成した。毎回工場を巡回し、改善の進捗状況を、改善前の写真と比較しチェックし、安全で効率的な状態になるまで指摘を継続するスタイルでアドバイスを行った。 その結果、プロジェクトにより洗い出された項目の改善が実行され、工場内が見違えるようにすっきりした。改善後の工場の状態は、予想される医療機器の許可を得た後の現場査察にも十分対応出来るものと思われた。 今回5S活動に取り組み、自分たちが知恵を出し工夫することで、仕事が楽になり、見た目も綺麗になることで社員たちに自信がついてきた。また、5S活動は、職場のムダを排除する活動だけでなく、安全な職場、仕事のルール、効率的な生産につながる活動であることを理解するようになり、意識改革につながる成果を得た。プロジェクト推進体制支援内容と支援成果Cグループの作業実績②報告例②報告例③成形品サンプルを収納するBOXだが何がどこに入っているか一目でわからない客先ごとのラベルを張り識別できるようにした防火シャッターの上にホコリが積もっている2F会議室から丸見えホコリを除去さらに、エアコンのフィルターも掃除しました5S活動の実績Bグループの作業実績①2F・・・会議室・廊下・階段1F・・・玄関・駐車場・花壇・事務所・出荷場所・測定室担当範囲・場所報告例①置いてあるものの内容が不明確種類ごとに配置換えをしネームプレートを設けて識別できるようにしましたプロジェクトマネージャーのひとこと 当社にとって、成長分野の医療機器分野への進出は、社長以下全社員の熱き想いである。持ち前の精密加工技術に磨きをかけると共に、今回の支援で得られた成果、自信をベースに京都発の世界的企業として羽ばたいて欲しいとエールを送り続けたい。中前 憲二 近畿本部プロジェクトマネージャー

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