平成30年度 商工会・商工会議所の小規模事業者支援力向上要因検証調査 調査報告書 商工会議所ヒアリング記録
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88 ~年に6回の会報とホームページやフェイスブックでの情報提供に加えて、会員大会を開催~ ・当商工会議所の会報は年に6回、奇数月に発行している。講習会は会員事業者向けにチラシを発送し、その他の事業所についてはホームページとフェイスブックで情報発信している。ホームページやフェイスブックでは、補助金等の経営情報も随時掲載している。 ・ここ2、3年は、会員事業者の承諾を得て会報1頁を使って成功事例として紹介している。「あの経営者が出来るならば、自分も出来る」という話もある。経営指導員が別途コラムを執筆している。経営指導員の考えも伝えるようにしている。 ・普段の経営指導の中で、特にあの経営者にはこのセミナーを受けてもらいたいということがあれば、常に声掛けをしている。 ・現会頭に変わってから、会員事業者との距離を近くするために毎年、会員大会を開催している。平成30年10月に7回目を開催した。当商工会議所の事業、役割を知ってもらうことを目的としているが、小規模事業者では中々できない永年勤続の表彰も兼ねている。また、特別表彰を設けて、地域に貢献した事業者を表彰している。商工会ではされているが、商工会議所が会員大会を開催しているケースは珍しいと思う。 ■支援体制や体制強化に向けた取組み ~日頃の業務から伴走型支援を意識~ ・記帳代行を60件行っている。決算の時に当商工会議所の経営指導員が全部チェックをし、前の決算書と比較して「利益率が悪くなっている」、「ここはお金の使い過ぎ」ということを各経営支援員に伝えて、経営支援員を通して事業者にアドバイスをしている。経営指導員は、経営支援員から「売上が上がる見込みがないのに設備投資をしようとしているが、どうしたらよいか」という話をもらうことがあり、その場合は、事業者がどのような経営状況にあるかを把握するために、経営指導員と経営支援員が一緒に事業者の所に訪問することもある。 ~支援力向上のため周辺の商工会や商工会議所、金融機関等と専門家や支援方法等について情報共有~ ・当商工会、鹿児島本線沿いの芦北町商工会や水俣商工会議所など熊本県南地区では年に1回勉強会を開催し、情報交換をしている。例えば、「こういう得意分野の人がいるから引っ付けられないか」、「あの専門家は良かったよ」、「今度こういう経営革新をとったけど使えないか」などの情報をやりとりしている。 ・行政や金融機関(銀行、保証協会)とは年に1回は必ず協議の場を設けている。 【八代商工会議所フェイスブックページ】

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