平成30年度 商工会・商工会議所の小規模事業者支援力向上要因検証調査 調査報告書 商工会議所ヒアリング記録
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60 ・ 展示会出展を希望する事業者を対象に、セミナーやプレゼン研修への参加を義務付けるほか、展示会参加の決定後はコンサルタントによる指導を受けてもらうなど支援体制を構築している。展示会を単なる販売機会として捉えるのではなく、事業者自身の意識向上やスキルアップも視野にいれた支援を実施している。 【展示会出展者向けセミナー】 【ふるさと企業いいもの発掘市】 ■支援方法における工夫点 ~事業者自らの手で「事業計画書」策定が出来る能力開発~ ・当商工会議所では、事業計画の策定にあたり、中小企業診断士等の外部専門家に丸投げをするのではなく、「ローカルベンチマーク」等をヒアリングツールとして活用し、職員自ら情報収集を行うことで、伴走型支援の施策対象に相応しい小規模事業者であるか否か見極めている。一方、補助金申請の手続き等を当商工会議所に丸投げしたがる事業者については、職員が対応するのではなく専門家派遣事業で対処している。 ・職員が直接支援する現場において、事業計画書のひな形を与えて突き放すようなことはせず、事業者自らが主体的に事業計画書を作成・活用できる工夫をしている。例えば、事業者がExcelや会計ソフト等で管理している「仕入れ・支払い記録」のデータが、複数月もしくは複数年あればキャッシュフロー表に置き換える等の工夫をし、事業計画書を策定している。 ~経営発達支援事業の専用ホームぺージによる伴走型支援の「見える化」~ ・ 展示会出展の諸事業を中心にメディア露出が上がるように、プレス対策に取り組んでいるほか、当商工会議所のホームぺージ内に「経営発達支援事業」専用ページを設けて、諸事業の告知・情報発信等している。 ・ また、小規模事業者の策定した事業計画に基づく取り組みについては、売上拡大や販路開拓で成果が出ている事業者を「草津の頑張る企業紹介」として、照会するリーフレット等も制作している。伴走型支援による効果の「見える化」をうまくPRできれば「草津商工会議所のファン作り」に繋がると考えている。「自ら取り組む意欲」を有する会員事業者を増やすことを第一に活動している。

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