平成30年度 商工会・商工会議所の小規模事業者支援力向上要因検証調査 調査報告書 商工会議所ヒアリング記録
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46 蒲郡商工会議所(愛知県) 所在地 〒443-8505 愛知県蒲郡市港町18-23 実施日時 平成30年7月31日(火)10:00~12:00 管内小規模事業者数 3,116事業者(平成28年4月現在13) 経営発達支援事業の実施体制 14名(経営指導員5名、その他職員9名) 小規模事業者を取り巻く環境 蒲郡市は愛知県東部の東三河地方に位置する人口約8万人のまちである。 製造業は古くから繊維業が地場産業として栄え、繊維業関連のファブレス型事業所や卸売業の事業者等も多く裾野が拡がっている。戦後は、自動車関連や工作機械関連の製造業が発展した。また、最近では医療機器製造業等の先端産業分野の事業者も立地している。 愛知を代表する温泉街を有しており、観光産業も盛んで、最近のインバウンドの増加により、観光関連の事業者(宿泊・旅館業等)も増えている。 ■支援活動の方針・方向性 ~蒲郡商工会議所の長期ビジョンとアクションプランの作成により支援活動の方向性を定める~ ・ 蒲郡商工会議所(以下、当商工会議所)では、平成27年の経営発達支援計画の策定後、当商工会議所会頭を委員長とする「蒲郡商工会議所中・長期ビジョン作成委員会」を設置し、検討を重ねて、今後10年先の目指す将来像と取組み方針を示した「蒲郡商工会議所長期ビジョン~蒲郡INNOVATION HUBを目指して【2016~2025】」を当商工会議所創立70周年の平成28年に策定した。所内では方向性が共有でき、所外においても管内の事業者の課題を含めた現況、当商工会議所の方針や事業内容への理解が深まり連携しやすくなったことで、事業活動に取り組みやすくなった。 ・ 最初に、会員事業者にアンケート調査を行って地域の産業経済の現状、会員事業者を取り巻く環境、当商工会議所の現状と課題、求められる役割を把握して解決策を検討した。 ・ その解決策に基づいて、4つのミッションを設定した。それは、ミッション1「会員企業(事業者)の生産性と付加価値創出力の向上への支援」ミッション2「稼ぐ地域産業の創生とその基盤づくり」ミッション3「地域経済の発展のドライビングフォースとなる組織作り」ミッション4「地域の魅力向上に貢献するブランディング戦略の展開」である。経営発達支援事業が念頭にあり、ミッション1は、個社支援、個々の会員事業者の成長に繋がる施策の実施。ミッション2は、産業競争力を高めるための施策で、より地域特性を現している。ミッション3は当商工会議所の組織力向上、専門家集団としての機能強化を図る。ミッション4は蒲郡地域だけでなく三河地域全体のブランド力向上のためのブランディング戦略の展開である。後はより相乗効果をもたらす観光産業を広域的に展開していくことにした。 13 出典:「平成28年度経営発達支援事業実施状況調査」中小企業庁

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