平成30年度 商工会・商工会議所の小規模事業者支援力向上要因検証調査 調査報告書 商工会議所ヒアリング記録
49/96

45 ■支援体制や体制強化に向けた取組み ~当事者意識「自分事支援」の醸成~ ・ 当商工会議所では、各職員が支援先の小規模事業者を自分のことのように考えて支援を粘り強くやり抜く、当事者意識を持った支援「自分事支援」に対する意識を持って支援に当たることが重要と考えている。 ~組織内情報(支援ノウハウ)の見える化と共有~ ・ 毎日の朝礼にて、当商工会議所のイントラネットに掲載されている情報を職員間で共有している。 ・ また、当商工会議所の経営指導員のみでの勉強会(個者スキルアップ研修)を毎月第2・第4火曜日の勤務時間内に開催している。経営発達支援計画の進捗状況の確認や、各人の参加セミナーの情報共有等をする。堅い雰囲気ではなく、和やかな雰囲気の中で情報共有・交換を行う場にしており、職員の息抜きの場ともなっている。その際、今後の予定をホワイトボードに記載し、いつでもサーバー上で閲覧できる状態にしている。 ・ 業種や地区毎等による担当事業者の区分けはしていない。経営指導員がそれぞれ「顧客」(支援先)を持っている。若手職員は、窓口対応や創業者支援を通じて支援先を見出している。地域ごとの分け方ではなく、得意・不得意な分野や事業者の性格を考慮して担当を決めている。 ~自主的なスキルアップの取組みを支援~ ・ 経営指導員のスキルアップへの取組みは基本的に本人に任せている。持続化補助金等で支援先事業者を複数担当することで、自主的に学び、成長していくようにしている。 ・ 神奈川県商工会議所連合会の小規模事業者経営力向上支援事業に今年度初めてエントリーした。この事業は、専門家と帯同して、経営指導員の資質向上や支援力強化を図るもので、当商工会議所が希望する専門家に指導を受けられる点が良い。 ・ 中小機構が開催する「経営指導員向け小規模事業者支援研修」は、個社支援型・地域支援型研修、ITスキル向上等研修、経営発達支援事業研修、見習型研修等、ほぼ全てのメニューに参加している。 ・ 毎月の給与に資格手当を上乗せすることをインセンティブとして、中小企業診断士や税理士等の国家資格等の取得を奨励している。 ~金融機関とは情報交換会や勉強会を通じて顔が見える関係を構築~ ・日本政策金融公庫とは、年に1回の融資商品に関する勉強会を開催している。また、湘南信用金庫とは年に2回、お互いの支援事例を紹介し合うことで、両者とも担当者同士の顔が見える関係を構築している。 【ホワイトボードに今後の予定を記載し情報を共有】

元のページ  ../index.html#49

このブックを見る