平成30年度 商工会・商工会議所の小規模事業者支援力向上要因検証調査 調査報告書 商工会議所ヒアリング記録
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43 ~事業計画策定の支援先は選択と集中~ ・ 当商工会議所では、支援先の掘り起こしとして、持続化補助金の予算化が決まった段階で、即座にFacebookで情報発信する。事業化補助金の予算化が閣議決定された後、中小企業庁等がホームページで掲載するPR資料を確認し、事業者に発信する。それと合わせて、翌月には自主セミナーを開催する。 ・ 事業計画策定の支援先は、事業効果を出すために選択と集中を行っている。支援事業者を集中的に支援することで、密接な関係性が構築でき、売上の増減等の聞きづらい情報も教えてもらえる。売上が上がっていない場合でも、次の一手が打っていけるので、支援成果は自然と上がっていく。また、事業者から支援を評価してもらう中で、会費の口数増加を依頼し、収入増加による安定経営にもつなげるようにしている。 ・ 支援先の商売繁盛が目的であり、補助金採択が目的でない。支援先の売上・利益増まで確実に支援するといった姿勢が重要である。 ・ 補助金採択後、事業者に配布される手引きを基に、補助金の実績報告の仕方等を支援する。補助事業実施後も、目指す売上高・利益について事業者と検討し、売上高や利益を上げることを意識してもらっている。 ~面的支援は個社支援の入り口~ ・ 当商工会議所が主となって取り組んでいる面的支援事業として、「鎌倉産品推奨品事業」「ホスピタリティ推進事業」「鎌倉検定」「鎌倉ビーチフェスタイベント」「オクトーバーフェスKAMAKURA」等がある。鎌倉産品推奨品事業は、鎌倉の特産品やお土産品等で、推奨品をPRしているが、最近は、鎌倉の商品を紹介するフリーペーパーが充実してきているので、事業の見直し・再構築が必要と考えている。 ・ 面的支援事業の実施により、出展者間のネットワークづくり、イベント開催時における地域経済の活性化、鎌倉地域のブランド力アップ、参画事業者の知名度の上昇、支援者との連携の強化等の効果が得られる。また、事業者と、よりフラットな会話ができたり、関係性が築けたりすることで、個社支援につなげることができる。一方で、一時的な効果や費用対効果の面から考えると、実際に事業者の支援やメリットにつながるか疑問な点もあり、面的支援で終結してしまっては意味があまりなく、個社支援の入口と考えて取り組んでいる。 【JR鎌倉駅にあるかまくら推奨品のショーウィンドウ】 【鎌倉産品推奨品認定マーク】

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