平成30年度 商工会・商工会議所の小規模事業者支援力向上要因検証調査 調査報告書 商工会議所ヒアリング記録
46/96

42 鎌倉商工会議所(神奈川県) 所在地 〒248-0012 神奈川県鎌倉市御成町17-29 実施日時 平成30年7月25日(水)10:00~12:10 管内小規模事業者数 5,334事業者(平成28年4月1日現在12) 経営発達支援事業の実施体制 9名(経営指導員7名、その他職員2名) 小規模事業者を取り巻く環境 鎌倉市は、東京都心部から電車で約1時間と交通の利便性が高く、歴史・文化・自然と多様な魅力を持った日本を代表する観光地である。 商業・サービス業の事業者数が全体の約8割を占めているが、近年は減少傾向にある。高齢化に伴い、医療・福祉・複合サービス業が増加傾向にある。地域の名産品として、伝統工芸品の「鎌倉彫」のほか、「湘南のしらす」等がある。 ■支援活動の方針・方向性 ~地域小規模事業事業者のライフステージに合わせたきめ細かい伴走型支援を着実に実行~ ・ 小規模事業者の強みを引き出し、顧客にとっての価値を高めることで価格競争を回避させるようにする。 ・ やる気のある、または現状打破の方法が分からない小規模事業者の伴走型支援を粘り強く行う。このために個々の小規模事業者が自ら動き、計画を実践、評価、改善して成果を出せるように、伴走型支援を通じて主体性を持った小規模事業者を増加させる。 ・ 小規模事業者の事業継続、成長、発展を目指すため、需要開拓等による売上向上をはじめ、収益性の向上・改善、ビジネスモデルの再構築、事業承継等の経営課題について伴走型支援を行う。 ■経営発達支援事業の取組み(成果につながる取組み等) ~持続化補助金説明会を経営指導員が自ら実施~ ・ 鎌倉商工会議所(以下、当商工会議所)では、持続化補助金の説明会やその他支援策の活用に関する説明会は、外部講師に頼らずに当商工会議所の経営指導員が講師を務めている。経営指導員が説明会から関わっていた方が、事業計画の策定支援に参画しやすく、事業計画の実施支援まで、伴走型の支援に取り組みやすいからである。そのため、事業計画策定支援を専門家に任せてしまうことはしない。 ・ 必ずしも全ての経営指導員が人前で話すのに慣れている訳ではないが、経験を積んでいけば上手くなり、プレゼンテーション力の向上にもつながっている。 ・ 持続化補助金の申請をベースに、事業計画の策定支援を行っている。当商工会議所では、支援先事業者の掘り起こしから事業計画策定支援、事業計画実施支援と一連の流れを一貫して経営指導員が伴走型で支援していることが特徴である。 12 出典:「平成28年度経営発達支援事業実施状況調査」中小企業庁

元のページ  ../index.html#46

このブックを見る