平成30年度 商工会・商工会議所の小規模事業者支援力向上要因検証調査 調査報告書 商工会議所ヒアリング記録
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25 ~製造業の海外販路開拓支援~ ・ インドネシア金型工業会とのネットワークがあったことから、当商工会議所では、インドネシアの販路開拓に向けて、数社のプラスチック金型製造事業者と、平成23年から2回に渡ってインドネシアを訪問した。インドネシア金型工業会でのプレゼンテーションやローカル事業者の訪問、インドネシア最大の総合展示会への出展を行った。この訪問をきっかけに、インドネシア以外の国とも金型製造の取引が始まった。 ■支援方法における工夫点 ~経営指導員がインタビュアーとなりケーブルテレビを通じた情報発信~ ・ ケーブルテレビ「ケーブルネット千曲」で会員事業者を紹介する「千曲★あの店・この店」の番組を担当している。当商工会議所の経営指導員が会員事業者を訪問してインタビューしたものを毎週月曜日に4回放映している。 ■支援体制や体制強化に向けた取組み ~ 経営発達支援事業をきっかけに、支援力向上委員会を設置~ ・ 経営発達支援事業は、当商工会議所の中小企業相談所を中心として取り組んでいる。 ・ 経営指導員の能力向上のため、長野県商工会議所連合会の経営指導員専門研修等に参加している。 ・ 経営発達支援事業をきっかけに、支援力向上委員会を設置して、金融機関、税理士や弁護士等の専門家を交えた20名ほどで小規模事業者の支援策について、情報や意見交換を行っている。 ~千曲市との連携~ ・ 当商工会議所では、千曲市の千曲市工業系技術アドバイザー及び千曲市商業支援アドバイザーによる事業者支援を活用している。また、展示会出展支援として事業者の出展費用の支援を同市から受けている。 ■主な関連施策の活用 ~ 持続化補助金やマル経融資の申請をきっかけに事業計画作成支援へ~ ・ 持続化補助金やマル経融資の申請をきっかけに事業計画を作成する事業者が多い。持続化補助金の利用事業者の業種は様々であるが、食品製造業や商業、飲食店等が比較的多い。食品製造業はOEMもあるが、多くは自社製品を自社ブランドで販路拡大していくことを目指している。 ・ ものづくり補助金は、同市の工業系技術アドバイザーに申請の相談をするケースが多い。 ■支援活動の目標・管理 ~会員の増減を評価軸に~ ・経営発達支援事業の成果を数値化するのは困難な中、会員事業者数の増減は支援の重要な評価軸と考えている。当商工会議所では、経営発達支援事業を開始してから会員事業者数は増加しており、成果がでていると認識している。

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