平成30年度 商工会・商工会議所の小規模事業者支援力向上要因検証調査 調査報告書 商工会議所ヒアリング記録
22/96

18 下諏訪商工会議所(長野県) 所在地 〒393-0087 長野県諏訪郡下諏訪町西鷹野町4611 実施日時 平成30年7月9日(月)14:00~16:30 管内小規模事業者数 819事業者(平成28年4月1日現在6) 経営発達支援事業の実施体制 5名(経営指導員2名、その他職員3名) 小規模事業者を取り巻く環境 下諏訪町は人口約2万人で、かつては中山道、甲州街道が分岐する宿場として栄えた町である。 製造業は、量産型の精密機器・機械機器・電機機器産業の集積があり、高い技術を有した事業者が多い。町内は工業用地が不足しているため、事業拡大を図る事業所の流出が課題となっている。 小売・サービス業は、近隣の岡谷市や諏訪市に大型商業施設があり厳しい環境に置かれている。 観光業においては、諏訪湖や諏訪大社、下諏訪温泉、万治の石仏等、観光資源に恵まれているが、観光客の滞在時間が短く、日帰り・通過型観光地となっている点が課題である。 ■支援活動の方針・方向性 ~独自の行動目標を掲げ、事業者に寄り添った支援を実施~ ・ 下諏訪商工会議所(以下、当商工会議所)独自の行動目標を下記のとおり掲げており、日々の支援活動の基盤となっている。この行動目標のもとに、職員はできるだけ会員訪問をして、要望やニーズを聞きだすことを大切にしている。その結果、会員事業者との距離が近い関係性ができている。 行動目標:「会員の立場に立った、会員のための、会員に頼りにされる会議所活動を通じて、町の産業の活性化と誰もが自慢できる街づくりを、町や関係諸団体に具体的に提言し、連携をして行っていく。そしてその活動は、明るく、楽しい、夢のある活動であることを目指していく。」 ・ 近年、若い事業者の中には商工会議所に加入するメリットが明確でないと加入しない傾向が出ており、課題となっていた。そこで、当商工会議所が存在意義のある組織になるため、事業者に必要とされる支援を提供していくことを重視している。経営改善普及事業だけでなく、事業者に寄り添った支援の充実を図る中で、当商工会議所のイメージも変わってきている。 ■経営発達支援事業の取組み(成果につながる取組み等) ~持続化補助金をきっかけとした事業計画策定支援~ ・ 当商工会議所では、持続化補助金をきっかけに、事業計画策定支援に力を入れており、持続化補助金の高い採択率を維持している。持続化補助金セミナーの開催時に、参加者別に担当者を決めて、以後の相談は担当者が細やかに対応している。 6 出典:「平成28年度経営発達支援事業実施状況調査」中小企業庁

元のページ  ../index.html#22

このブックを見る