平成30年度 商工会・商工会議所の小規模事業者支援力向上要因検証調査 調査報告書 商工会議所ヒアリング記録
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15 ・ 事業計画策定支援時には、経営指導員だけでなく、専門家(中小企業診断士)に同席してもらい、事業者を支援することもある。基礎となる事業計画の精度が事業の成否につながっていくと考えているので計画策定を重視している。 ・ 経営安定特別相談事業により、以前から経営状況の厳しい事業者を中心に、改善計画や事業再生計画に対する相談・支援を行っている。再生後に受注・販売促進に向けた対応として、事業者の経営が安定するよう、持続化補助金を活用して支援を行なう場合もある。 ~マケプラ(Market Platform)の簡易版を活用~ ・ 当商工会議所では景況調査を毎月実施しており、調査結果はホームページ・会報で公表するとともに、経済調査研究会等で配布している。 ・ 平成29年の伴走型支援で商圏分析セミナーを開催し、商圏の考え方、商圏ターゲットの考え方等を講習した。 ・ 伴走型小規模事業者支援推進事業として実施後、マケプラ(Market Platform)5の簡易版を導入し、職員と一緒に現況・動向を把握できる環境を事業者に提供している。 ~利用者が多い情報交換会やインターネットセミナー~ ・ 当商工会議所で、年に数回開催している情報交換会(事業者にプレゼンしてもらう)や、会報に有料でPRチラシを差し込むサービス等が事業者に人気である。 ・ 会員事業者だけが視聴できる24時間インターネットセミナーサービスがあり、事業計画の策定や販路開拓等500タイトルほどのコンテンツがある。時間がなくて当商工会議所のセミナー等に参加できない事業者も気軽に利用できるので会員事業者からの評判は良い。 ~後継者をターゲットとした事業承継セミナーの実施~ ・ 当商工会議所では、事業者の課題となっている事業承継支援に取り組み始めた。これまでも、中小企業向けの事業承継セミナーは開催していた。しかし、前述の「小規模事業者実態調査」で、小規模事業者から後継者向けセミナー開催への要望があったので、平成29年度に、小規模事業者を対象とした「後継者塾」(全3回)を開催したところ多数の参加者が集まった。当商工会議所の会員事業者・非会員事業者を問わず開催案内を送ったところ、非会員事業者からの参加もあり関心の高さが窺えた。平成29年度の「後継者塾」が好評だったので、平成30年度も「伴走型小規模事業者支援推進事業補助金」を活用し、開催回数も増やして開催する予定である。また、平成29年度は実施しなかった個別相談会も開催し、事業承継に関する支援を充実させていく。 ・ 新潟県事業引継ぎ支援センターが当商工会議所と同じビル内にあるので連携しやすい。特に、事業承継の相談で、当商工会議所の経営指導員や専門家では対応できない複数の専門家が必要な事案については、同センターに引き継いでいる。 ~創業支援として創業塾を実施~ ・ 当商工会議所では、「創業塾」を、新潟県の事業費を活用して毎年開催している。20~25名ほどが参加し、うち5名程度が創業する。参加対象は創業希望者で、新潟市外等の遠方からの参加者も少なくない。実際に創業する事業者は小売・サービス業が多い。 5 全国のあらゆる商圏情報が簡単に検索・閲覧できる商圏検索ソフト

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