平成30年度 商工会・商工会議所の小規模事業者支援力向上要因検証調査 調査報告書 商工会議所ヒアリング記録
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9 ~頻繁に行う所内情報交換とディスカッション~ ・ 当商工会議所の中小企業相談所員のデスク近くに常時ホワイトボードを置いて、いつでもすぐに情報交換や勉強会ができるようにしている。担当者間で、大・中・小の3枚のホワイトボードを囲んで、日常の業務やニュースの中から自由に意見を交し合いながら、毎日勉強会のようなものを開催している。 ■主な関連施策の活用 ~持続化補助金の活用をきっかけに個社支援へ~ ・ 当商工会議所では、持続化補助金をきっかけとして個社支援につなげている。持続化補助金でなくても、事業者との接点を持つことが重要である。持続化補助金の申請を通じて、考えが整理できたことを評価してくれる事業者が多く、その後の事業者との関係性も変わっていく。 ・ 持続化補助金を始めとする支援策の採択数は1つの目に見える評価と思っている。事業者も支援者も、採択されれば励みになるし、不採択の場合は改善やスキルアップのモチベーションになる。 ・ 経営発達支援計画の策定前から、商店街支援では岩手県の事業「ウルトラD」(商店街の魅力や経営力の向上を狙いとして、経営指導のコンサルタントを個店に派遣する補助事業)等に取り組んだ。個店支援に重点を置いた支援を行ってきた経緯があるため、経営発達支援計画においても個社支援の強化を円滑に取り組めた。 ■支援活動の目標管理 ~事業者に合わせた柔軟なPDCA~ ・本来は現状分析→経営計画→実行の流れが理想的だが、小規模事業者では、計画策定が面倒くさいといって経営計画を作らない事業者も少なくない。事業者が何か取り組んでみて、自らの気づきがあれば、計画は後からでもよい。当商工会議所では、PDCAのDからスタートしても実行して、失敗しながら最終的にPDCAサイクルが回ればよいと考えている。 【ホワイドボードを囲んだディスカッション】

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