平成30年度 商工会・商工会議所の小規模事業者支援力向上要因検証調査 調査報告書
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87 (2)支援方法等の見える化による支援力向上と業務効率化 仮説項目に挙がっていないが、支援力の向上を図るともに、業務の効率性を高めるため、下記のような取組みが実施されている。 支援者の暗黙知となっていた情報なども含めて支援方法の「見える化」を行い、その情報を共有することで支援力の向上を図っている。その結果、個別の支援者だけでなく、組織として支援することが可能となり、業務の効率化にもつながっている。 1)小規模事業者の成長ステージの見える化 その事例の一つは、支援先の小規模事業者が成長ステージ上のどのステージに立っており、どのような課題があり、目指すべき方向性を小規模事業者と支援者が理解できるために、一覧表を作成して活用している事例である。 ~事業者へのPDCAサイクルの推進と企業の成長ステージに併せた伴走型支援~ • 呉広域商工会では、「事業者の成長ステージに併せた伴走型支援アプローチ」 として、事業者の売上規模をベースに成長ステージを可視化し、成長ステージごとに直面しがちな課題を整理した。これにより、現状把握から目指すべき方向性や取り組むべき課題を明確化し、経営指導員や事業者の間で共有することが可能になるなど、個社支援の基本的なツールとして有効に活用できている。 (呉広域商工会) 【企業の成長ステージに合わせた伴走型支援アプローチ(作成:呉広域商工会)】

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