平成30年度 商工会・商工会議所の小規模事業者支援力向上要因検証調査 調査報告書
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67 ~地場産業「丹波焼」の新ブランド展開により販路開拓を支援~ • 丹波焼については、篠山市商工会の事業として窯元8人で組織する 「丹波スタイル」 が取り組む販売拡大事業に、平成24年から兵庫県商工会連合会の支援を受け、洋食器をテーマにした新ブランド 「TS」 を共同で立ち上げ、販路開拓に取り組んでいる。 • これまでは、組織的な販路開拓ができず個々の活動に依存していたが、共同ブランドを立ち上げたことで組織的な活動が可能となり、展示会や商談会に出展し 「丹波焼」 として大きな販路を開拓できた。 • 丹波スタイルに参画する事業者が、今後継続して事業できるように、当商工会として裏方的な関わりに徹して支援している。 (篠山市商工会) ~発酵食品を活用したブランディング~ • 高島市商工会では、平成25年度、「全国発酵食品サミット」 を開催したところ、全国から1万8,000人を集客することに成功した。従来なら高島市民にとって 「当たり前」 の存在であった発酵食品に対する理解が深まったとの評価がある。 • また、平成28年度には高島産の発酵食品に特化したアンテナショップ 「かもす家」 を京都市内に開設、足掛け2年間、情報発信拠点として活用した(3年目の自主運営移行は断念)。 • この取組みのお陰で全国の大手流通業者等との取引が拡大した。アンテナショップへの反響の大きさから、同市内の食品加工業者の半分以上が発酵食品関連の事業に関わる環境も生まれるなど、名実ともに 「発酵食品のまち」 に相応しい環境が生まれている。 • 従来であれば同市内でこじんまりと商いすることに満足していたが、1年半の長きに渡り京都で事業にチャレンジする経験を得たことで、本事業に関わった数十者の事業者の意識が大きく変化し、積極的に新商品の開発や販路開拓を模索する動きが生まれている。 (高島市商工会) 【アンテナショップ「かもす家」の店構え】

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