平成30年度 商工会・商工会議所の小規模事業者支援力向上要因検証調査 調査報告書
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57 ~TOAS(商工会議所トータルOAシステム)を利用し、小規模事業者の情報を共有~ • 高崎商工会議所では事業者の情報は、TOAS (商工会議所トータルOAシステム) を利用し、事業者ごとにカルテを作って管理している。一般職員も含めて職員は情報を見ることができ、誰がいつ訪問したかや相談内容、支援策の活用状況が分かるようにしている。 • 職員間の情報共有には、サイボウズのグループウェアやファイルサーバー等を利用している。当商工会議所内での稟議も担当と上司間でやりとりするだけでなく、職員からの要望で同一課内で回覧するようにしたことにより、情報共有が図れるようになった。 (高崎商工会議所) ~チェンバーズパックにより事業者情報を管理、今後は指導カルテに基づいて支援が必要な際に支援できる仕組みづくりへ~ • 千葉商工会議所では、事業者情報の管理には、「チェンバーズパック」 という、事業者情報をカルテ的に搭載していくシステムを活用しており、その中で巡回した事業者のデータの要点を積み上げている。できるだけ訪問していない事業者を巡回するようにしている。ただし、小規模事業者は訪問しても経営者が不在の場合も多い。事業者の課題や要望に関する情報を収集し、チェンバーズパックに追記していき、経営指導員間で情報を共有している。今後は、経営指導員会議で、報告等もしていくことを考えている。 • 実施事業が増えていく中で、事業者に付きっきりの支援はできない。事業者に何かあった際に対応できる体制が重要であり、指導カルテを充実させながら、対応していくことが必要かと考えているが、具体策は今後の課題である。 (千葉商工会議所) ~グループウェアを活用することで先進事例を情報共有~ • 甲賀市商工会では、経営発達支援計画の連携4商工会 (甲賀市商工会、湖南市商工会、日野町商工会、竜王町商工会) の管内における先進事例については、「経営支援事例報告書」 として取りまとめて、滋賀県商工会連合会に報告している。この 「経営支援事例報告書」 は滋賀県商工会連合会独自の取組みであり、平成30年度で3年目になるが、各商工会から選出された 「エリアプランナー」 が4商工会の情報を取りまとめて、滋賀県商工会連合会のグループウェアを通じて情報共有を行ない、事業成果の 「見える化」 に取り組んでいる。 (甲賀市商工会) 〜エクセル表による経営発達支援事業支援先の進捗状況の管理〜 • 石央商工会では、まず支所ごとに重点支援先を決め、これまでの相談対応や、これまでに使った事業や、どんな事業をしているかなどを記入できるよう、エクセル表で管理している。平成28年度に支援した事業者は青色、平成29年度に支援した事業者は赤色とするなど、視覚的に分かりやすい工夫も行っている。そして、毎年3月末の最後の支援会議で確認している。 • 島根県商工会連合会のサーバーに、当商工会が利用できる領域をつくってもらった。そこに経営支援関連のデータを統合するようにした。 (石央商工会)

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