平成30年度 商工会・商工会議所の小規模事業者支援力向上要因検証調査 調査報告書
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49 ~商品開発から支援~ • 仙台国際ホテルで、名取市の地場産品を活用した特産品を創出するため、料理試作品発表会を平成27年度から実施しており、行政機関、一般消費者、食品製造業者、農水産物生産者等を対象に年1回開催している。水産加工品販売業者、ジェラードショップ、蔵元等の事業者が参加している。各事業者が共通の地域産品で新商品を開発するのではなく、事業者が自社に適した地域産品を選んで新商品開発を行うため、事業者も取り組みやすく、市場から良い反応がもらえれば商品化にもつながる。 • 新商品開発を進めるに当たって、名取市商工会が事業者の要望を聞きながら、宮城県産業技術総合センターの技術者や仙台国際ホテルの料理長等、専門家を選定して事業者につなげている。 • 農産物等の地域資源は豊富だが、地元の飲食店や食品製造業の事業者の商品開発力を高めていくことが課題となっている。 (名取市商工会) ~経営指導員が小規模事業者を紹介する展示パネルを作成~ • 小規模事業者は人数的にも資金的にも参加が厳しく出展準備の対応も難しい。そこで、千葉商工会議所の経営指導員が出展事業者に何度も足を運び、事業者の特徴や製品・技術等の強みを聞き出し、1枚の展示パネルにまとめあげた。 • 会期が4日間あり、小規模事業者が全日参加することが難しいことや商談スキルが高くないことから、当商工会議所の経営指導員が前面に出て説明等のPR支援を行った。経営指導員にとっても具体的な説明・商談の場に立ち会えることが有効な経験となった。 • 出展事業者からは、自らの強みやPRの仕方を改めて見直す場となったと評価を得た。また、経営指導員にとっても事業者の強みや特徴を引き出して簡潔にまとめる訓練になった。 • 小規模事業者が招待した取引先からの評価も得て、事業者の信頼アップにも貢献した。 (千葉商工会議所) 【特産品開発試作品発表会】 【経営指導員と事業者が連携して 作成したパネル】

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