平成30年度 商工会・商工会議所の小規模事業者支援力向上要因検証調査 調査報告書
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42 ~地域への波及効果が大きい事業者の事業承継を重視~ • 現在、事業承継に取り組んでいる小売店がいる。本来は平成28年に廃業する予定だったが、江府町商工会が平成27年に廃業予定の話を聞き、地域への波及効果の大きい事業者だったため、執念で支援に取り組んだ結果、平成30年10月に新会社へ承継することになった。 • 最後は支援する側の執念だ。「ここの事業者にもどうしても残って欲しい」 と、執念として続けられるかどうか。そういう執念は経営者にも伝わる。最初は支援に無関心な事業者が多く、「そんな面倒くさいことは良い」 と言われても、諦めずに執念を持って進めることが大切である。経営支援専門員が思いを持って、執念を持って、理解してもらおうということが大切である。 (江府町商工会) b.支援策の活用促進 小規模事業者には、支援策に関心を持ってもらうために、支援策を活用し効果があった成功事例を紹介したり、セミナー・相談会への参加時に、コミュニケーションを深めたり、早い段階から支援先事業者との関係を深めることが重要である。 また、商工会・商工会議所が経営改善での税務や会計・記帳を受託している事業者は、経営状況が把握できるため、経営分析を行い、必要な支援策の活用提案につなげることができる。 ~新聞折り込みチラシ等で会員以外も含めて島内の全事業者に情報発信、口コミによる伝播~ • 屋久島町商工会の相談件数等の増加は、当商工会の会員事業者以外の事業者も含めて島内の全事業者に情報を知らせるために、補助金等の案内の郵送や新聞の折り込みチラシでPRしたことが大きい。それが口コミによって広がり、紹介から紹介につながって掘り起こしが進んだ。 • 成果の上がった事業者の口コミの影響が大きく、特にIターンの事業者は、コミュニティ (車が鹿児島県外ナンバーであることでIターンであることを知り、お互いの店に行くということを通じて情報交換している。コミュニティが出来ている) があるので、情報の広がりが早い。移住者の方が補助金を積極的に活用する傾向がある。 • 当商工会の会員事業者以外の事業者からも、郵送や折り込みチラシを見て、また、ホームぺージを通じてメールで、あるいは、会員事業者からの紹介で相談に訪れる。相談後の入会という動きがあり、特に創業支援を行った事業者はその傾向が強い。 (屋久島町商工会)

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