平成30年度 商工会・商工会議所の小規模事業者支援力向上要因検証調査 調査報告書
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35 〜内部・外部研修の充実と、職員のモチベーション向上の取組み〜 • 石央商工会では、事業者カルテや職員全員の日報を経営支援課長・課長補佐がチェックし、問題がありそうなら各職員にフィードバックしている。当商工会では、経験の少ない若い経営指導員が多いため、上記対応により能力向上につなげている。 • 研修参加に向けた職員のモチベーション向上については、支援の背景を丁寧に説明するようにしている。「なぜ、私たちはこれをしなければならないのか」 と話している。背景を知らずに施策だけをやっていると、職員のモチベーションも上がらない。年齢が離れているベテラン職員が若手職員に伝えるなど、話を聞いてもらえる工夫も行っている。 (石央商工会) ~頻繁に行う所内情報交換とディスカッション~ • 釜石商工会議所の中小企業相談所員のデスク近くに常時ホワイトボードを置いて、いつでもすぐに情報交換や勉強会ができるようにしている。担当者間で、大・中・小の3枚のホワイトボードを囲んで、日常の業務やニュースの中から自由に意見を交し合いながら、毎日勉強会のようなものを開催している。 (釜石商工会議所) ~人事考課における目標値の設定~ • 西宮商工会議所の経営指導員においては、①担当している地区会員への支援件数や内容、②新規会員事業者20者の獲得状況、③商工会議所共済等の加入推進という3つの基本目標を設定しており、それぞれ担当する業務内容や役職等に合わせて、多面的な評価をしている。 (西宮商工会議所) ~能力開発に向けたインセンティブの付与~ • 鳥栖商工会議所では、職員の生産性向上により、年齢に関わらない能力重視の待遇をボーナス査定などで反映するなど、自主的に能力を高めていく環境づくりを行っている。 (鳥栖商工会議所) • 鎌倉商工会議所では、毎月の給与に資格手当を上乗せすることをインセンティブとして、中小企業診断士や税理士等の国家資格等の取得を奨励している。 (鎌倉商工会議所) 【ホワイドボードを囲んだディスカッション】

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