平成30年度 商工会・商工会議所の小規模事業者支援力向上要因検証調査 調査報告書
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28 仮説4 目標達成を促す組織的・計画的仕掛けがある(目標ごとに担当者を設定し責任を明確にしている等)。 1)取組みの概要 仮説4 「目標達成を促す組織的・計画的仕掛けがある(目標ごとに担当者を設定し責任を明確にしている等)」ことが、ヒアリング調査から確認できた団体は、19団体(商工会11団体、商工会議所8団体)である。 個別事業の実施計画(巡回実施計画を作成し効率的巡回を実施等)を作成している団体や、個人別目標管理や人事考課を導入し職員のパフォーマンスを高めている団体もある。 また、1年に1回程度、外部評価委員会を開催して事業の評価・見直しを行い、目標達成に向けた事業の改善を実施している。 2)支援力向上ポイント 目標を明確にし、経営発達支援事業の評価・見直しを踏まえた事業改善や、目標がノルマにならないように組織目標と支援者個人の目標や行動計画との擦りあわせを行うなど、目標達成が単なる数字合わせに陥らず、本来、目指していた支援目的につなげるための工夫が重要となっている。 ~生産力向上のための、巡回計画作成の徹底~ • 鳥栖商工会議所では、労働生産性を高め、残業時間を無くすため、巡回指導の計画を毎月20日に1ヶ月間の予定表を作り、30分単位での事務報告を記載している。このおかげで、一日10者以上の巡回も可能となり、当商工会議所職員のスキル向上にも寄与している。 (鳥栖商工会議所) ~人事考課における目標値の設定~ • 西宮商工会議所の経営指導員においては、①担当している地区会員への支援件数や内容、②新規会員事業者20者の獲得状況、③商工会議所共済等の加入推進という3つの基本目標を設定しており、それぞれ担当する業務内容や役職等に合わせて、多面的な評価をしている。 (西宮商工会議所)

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