平成30年度 商工会・商工会議所の小規模事業者支援力向上要因検証調査 調査報告書
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20 ~常に新しい挑戦を意識して中期計画を作成~ • 3年ごとに中期ビジョンを作成し、仙台商工会議所の方針を明示している。現行のビジョン (平成28年~30年度) は、「地域経済団体としての力を発揮した震災復興・地方創生の実現」 を目標に、「企業活力“がんばる経営サポート”」「地域力“広域連携による地域活性化”」「組織力“活動基盤の強化”」 の3つの力の推進と発信を活動方針として掲げている。中期ビジョンは、当商工会議所内での共有を図るとともに、連携先の宮城県・仙台市・経済団体等の関連機関や同県内だけでなく東北6県の商工会議所へ発信し、当商工会議所との協力体制の強化につなげている。 • 民間の支援機関と差別化を図り、当商工会議所の存在意義を構築していくために、事業の見直しと改善を行い、常に新しい取組みに積極的に挑戦するようにしている。 (仙台商工会議所) ~10年後の企業や地域のあるべき姿を想定した支援活動のあり方を策定~ • 「経営発達支援計画」 の策定とともに、地域の現況と課題、能代商工会議所の役割を踏まえて、「地域における小規模事業者の中長期的な振興のあり方 (10年後の企業や地域のあるべき姿)」 を策定し、小規模事業者支援の方向性を明確にした。この方針を職員間で共有するとともに所外にも発信することで、目先の支援に囚われず、中長期的な視点に立った支援ができている。 (能代商工会議所) ~中期行動計画の策定~ • 石央商工会では、小規模基本法・小規模支援法に基づき、商工会の活躍が期待される中、原点回帰し、商工会が果たす役割を認識するとともに、取り組むべきことを明確にするため、中期行動計画を策定している。 (石央商工会) ③職員間の目標・方向性の共有化による一丸となった推進力 職員間で支援活動の目標・方向性を共有することで、組織が一丸となって支援活動に取り組める。特に、組織規模が大きく、小規模事業者の経営支援業務と地域振興業務を行う部署が分かれており個々に業務に当たっていた団体では、支援活動の目標・方向性を共有することで組織が一丸となって支援活動に当たることができ、支援活動の推進力の向上につながっている。 ~基本理念と職員行動指針を毎日の朝礼で唱和し職員間で共有~ • 篠山市商工会では、「もうかる地域づくり」 につながるような活動をすることをコンセプトとして掲げている。また、当商工会の基本理念として、「企業の繁栄と地域文化を育み、篠山を愛する人の輪を広げます」 と6つの職員行動指針を掲げ、毎日の朝礼で唱和している。 (篠山市商工会)

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