平成30年度 海外ビジネス戦略推進支援事業 事例集
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40返る。自分たちだけでは見えなかった、ベトナムの側面を知ることができた。「まさか業界がこんなに混乱している時期に、現地調査に行くことになるとは思いませんでした」。想定外だったが、おかげで需要の高いときに商談ができ、相手のリアルな声を聞くことができた。今後は、現地で手に入れた最新の情報を元に、規制をクリアしたプラスチック原料を輸出していく。年内には自社工場を稼働させ、仕入れから加工・販売まで、一貫した体制を整える予定だ。「すべての工程を自社で行うことで、より安心して取引してもらいたいと思っています。業界には向かい風が吹いていますが、お客様にコストがかかるような方向転換はしたくありません。そのための海外進出なんです」。今は廃棄されているプラスチックも、きちんと選別すればまだリサイクルできる。顧客からリサイクル原料を買い取り、法令にのっとって加工・販売することは、廃棄物処理を行う企業としての責任だと考えている。時代にほんろうされながらも、当社の理念は、揺らぐことはない。向かい風を追い風に変えて1 建設中のプラスチック加工工場完成イメージ23 本社工場の様子。リサイクル原料を企業から直接回収している321

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