平成30年度 海外ビジネス戦略推進支援事業 事例集
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20かったと思います。どの訪問先でも、雑談では終わらず中身のある話ができました。大量のサンプルを、腕が筋肉痛になりながら持って行ったかいがありましたよ」と、尾関さんは振り返る。現地調査を終え、自社の強みがはっ行っている。「間隔を2か月空けると、もう忘れられてしまう。今あるチャンスを、しっかり掴みたいんです」。そう言いながらも、性急なビジネス展開をするつもりはない。まず少数の店舗で信頼を得てから、紹介してもらう形で着実に広げていきたいと考えている。この先、長くフランスに根付くパッケージメーカーになるために。今まさに、大事な一歩を踏み出したところだ。きりわかったのも、大きな成果だ。フランスに流通しているパッケージは、ほとんどが日本以外のアジア産。競合の国々は、今ある商品を「売る」ことには長けている。しかし、将来の規制や社会の意識に合わせて品質向上を提案し、オーダーメイドの商品開発ができることは、他にない大きな強みになる。商談を進めるため、尾関さんと竹野さんは調査後、交代で毎月フランスへフランスに根付く会社になるために1 アンゼン・パックスの原点である、羊羹のパッケージ。和菓子は保存が難しい食品だ2 現地調査にサンプルとして持参した、高機能紙を使ったエコパッケージ3 実際に製造しているパッケージの一例。大手菓子メーカーと多数の取引がある312

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